簿記3級独学のコツ 簿記3級がさっぱりわからない人向けのWEB講座第14回

簿記3級がさっぱりわからないけど?

東京都江戸川区で女性限定簿記講座を開催しているおおきFP事務所です。

簿記を独学で学んでみたものの、さっぱりわからないというお声をボチボチいただきます。

そこで、WEB上でそんなお悩みを解決できたらいいなと思います。

まずは簿記アレルギーにかからずに、仕組みに慣れることが簿記学習のコツだと思っています。

多少無理ある雑な解説になる個所もありますが、この講義でざっくりと身に付けてテキストに戻ってしっかりと学習されるといいでしょう。

 

ご注意
大変申し訳ありませんが、当WEB講義内容についてご質問や疑問をいただいてもお答えすることはできません。
完全スルーいたしますのでご承知おきください。
誤字脱字などを発見した場合のご指摘連絡も無用です。
個人的にほくそえんでください。

 

 

 

簿記3級独学・商品売買その他

第1回から第13回講義まで仕訳は簿記3級最強ルールを使って行ってきました。

左手でお金をもらって右手でお金を支払いました。

もう大丈夫でしょうか。

今回は商品売買においてまだ学習していない論点を見ていきます。

一日1440分の中のたった5分で学べますからぜひとも継続して読んでいただけたらと思います。

簿記3級独学・売り上げの返品

商品を仕入れた時、または商品を売ったときに返品はあり得ますよね。

届いた商品、注文した品物と違うけど?

そんなケースです。

まず商品を売ったケースから仕訳で確認しましょう。

商品100円を現金で売りました。

 

(左側)現金100(右側)売上100

 

この仕訳はもう大丈夫だと思います。

次に、このうち商品20円が返品されたとしましょう。

返品された=売り上げが無くなったということです。

左に書いた勘定科目を右に書くとチャラになりましたね。

覚えていますか?

これを相殺仕訳といいます。

今回は20円分だけチャラにしたいのですから、20円分だけ逆に記入します。

仕訳は次の通りです。

 

(左側)売上20(右側)現金20

 

簿記3級独学・相殺仕訳

相殺仕訳を行った結果どのようになったかを確認しましょう。

商品100円を現金で売りました。

 

(左側)現金100(右側)売上100

 

商品20円が返品された。

 

(左側)売上20(右側)現金20

 

現金100円もらったけど、20円は返したので手許にある現金は80円です。

売り上げは100円でしたが20円は売り上げが無くなりましたから、正しい売り上げは80円です。

二つの仕訳をまとめてみますね。

 

(左側)現金80(右側)売上80

 

簿記は一度行った仕訳を書き直すことはしません。

修正を行う必要があれば、正しい取引になるような仕訳を行います。

簿記3級独学・仕入れの返品

次は仕入れの返品処理を学びましょう。

売り上げの逆バージョンですから、さらっと見ちゃいますね。

仕訳で確認しましょう。

商品100円を現金で仕入れました。

 

(左側)仕入100 (右側)現金100

 

仕入れた商品のうち20円を返品しました。

 

(左側)現金20 (右側)仕入20

 

この2つの仕訳で次のような内容が表現できます。

お金を100円払ったけど、20円分は返してもらうから払ったお金は80円。

100円商品を仕入れたけれども、20円分は返品したから正しい仕入は80円。

簿記3級独学・掛で行った売買の返品ケース

掛で商品の売り買いをしているときは、現金を使うのではなく売掛金、買掛金を使用します。

仕訳で確認しておきましょうか。

いま現金で仕訳を行ったシチュエーションと同じものを使いますね。

現金で行うか掛(ツケ)で行うかの違いだけです。

売り上げの返品バージョン。

商品100円を現金で売りました。

 

(左側)売掛金100(右側)売上100

(左側)売上20(右側)売掛金20

 

売掛金(まだもらっていないお金)は80円になりましたね。

次は仕入の返品バージョン。

商品100円を現金で仕入れました。

 

(左側)仕入100 (右側)買掛金100

 

仕入れた商品のうち20円を返品しました。

 

(左側)買掛金20 (右側)仕入20

 

買掛金(まだ払っていないお金)は80円になりました。

仕入れにかかる費用

返品を学んだ次は売り上げや仕入れ時にかかる費用についてみていきましょう。

説明の簡便さ事情で仕入れからにしますね。

商品を仕入れるときにかかる運賃や保険料などを仕入諸掛りといいます。

これらのお金は商品の仕入れ代金に含めてしまいます。

仕訳で確認しましょう。

商品100円を仕入れた。運賃など10円かかったのであわせて110円を現金で支払った。

現金110円支払っていますから右側に現金が来ます。

仕入れにかかった運賃などは仕入れに含めますから仕入金額は110円になります。

 

(左側)仕入110 (現金)110

 

仕入諸掛りは仕入金額(仕入原価といいます)に含めることがポイントです。

売上げにかかる費用・後で返してねバージョン

商品を売り上げた時の運賃などの売上諸掛りは処理方法が2つあります。

バージョン1は、立て替えてあげるけど後で返してねバージョン。

バージョン2は、うちが払ってあげますよバージョンです。

諸掛りの取り扱いで仕入れのケースと売り上げのケースで異なるのは、次の通りです。

仕入れ時は仕入原価に含めます。

売上時は売上げに含めません。

バージョン1から見ていきましょう。

立て替えてあげるけど後で返してねバージョンです。

商品100円を掛で売り上げました。

発送費10円は立て替えて現金で払いました。

売り上げた仕訳は次の通りになります。

 

(左側)売掛金100(右側)売上100

 

発送費を立て替えてあげた仕訳は次の通りです。

 

(左側)売掛金(立替金)10(右側)現金10

 

すっきりとまとめますね。

 

(左側)売掛金110(右側)売上100
             現金10

 

商品売買にかかるお金で、後で返してねですから同じ意味合いの勘定科目である売掛金に含めてしまいます。

売掛金ではなく立替金を使うこともあります。

どちらを使用するかは、簿記3級本試験時の問題指示に従って選択してください。

売上げにかかる費用・払ってあげるねバージョン

次はバージョン2のわが社が払ってあげるよバージョンを学んでいきましょう。

まずはシチュエーションを確認しましょう。

商品100円を掛で売り上げました。

発送費10円はわが社が負担することにし、現金で支払いました。

わが社が負担することにしました=払ってあげるよということですね。

運賃を払うを表す勘定科目は「発送費」です。

仕訳は次の通りになります。

 

(左側)売掛金100(右側)売上100

 

商品100円を掛で売り上げました。

発送費10円はわが社が負担することにしました。

 

(左側)発送費10(右側)現金10

 

一つの取引なのでまとめましょう。

 

(左側)売掛金100(右側)売上100
    発送費10      現金10

 

本日はここまで!

お疲れ様でした。

 

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簿記3級独学のコツ第15回簿記3級WEB講義はこちらからどうぞ
2020年4月19日アップ予定です。

簿記3級がさっぱりわからない人向けのWEB講座第15回

 

簿記3級第14回WEB講義(読み飛ばしてOK)後日ゆっくり読んでください

仕入諸掛、売上諸掛


今回も特に解説はありません。

仕入れにかかる運賃などは仕入原価に含めて処理します。

一方売り上げにかかる運賃などの取り扱いについては2通りあります。

売上側が立て替えて後日回収するケースと、負担するケースです。

立て替えるケースは売掛金に含めて処理するか、立替金勘定を使います。

負担する場合は、発送費として費用処理をします。