家計改善をスムーズに行うには、大切な人を守ることを一番最初に考える

子供を守りたい。
子供が大事です。
家計改善にいらして、こうおっしゃる割に、裏腹な行動をとるママさんは珍しくありません。

子供のことを心配している風で、実は自分が大事。
これが、家計改善をスムーズにできない大きな原因の一つです。

どういうことか例でご紹介していきましょう。
仮に中学生の子供と小学校高学年の子がいるG子さんの相談という設定にしますね。

現状として、家計は毎月赤字。
生活費が足りなく、借り入れ250万円。
急な出費の時は、キャッシングで対応。
貯蓄はゼロ。
ご主人名義での住宅ローン借り入れあり。

このままでは、子供たちの進学費用が貯められません。
大学どころか、私立の高校に進学したら学費の捻出は難しいでしょう。
早急に家計を黒字化して貯蓄できる家計にしていかなければなりません。

そうだよね。
と、人の家計で見れば思うところでしょう。
G子さんも頭ではわかっているから、家計改善に取り組もうと思ったわけです。

しかし、心が付いていかないのです。

G子さんのみ使用している車の売却はできればしたくない。
その理由が、月に数回程度、子供を乗せて親のお見舞いに病院へ行くから。
荷物もあるし、車がないと大変……
という感じです。

カーシェアや、公共交通機関の使用にはG子さんは抵抗感があるようです。
特に理由はないようですが、今まで所有していた車がなくなるのは考えられないという立ち位置のようです。

しかし、使用頻度が少なくコストが多くかかるものを整理していかないと、借り入れの返済は難しいでしょう。
成長に伴って塾代など支出が増えれば赤字額も増大するのは明らかです。
このまま赤字を続ければ、二人の子供の大学進学費用は、奨学金を借りることになります。
家計管理が苦手なG子さんのツケを子供に払わせることになりかねません。

家計を改善するときに、必ずお聞きするのが、一番大切な人や物事。
人の修正として、今まで行ってきた生活習慣の変更や、手に入れたものを手放すことは大きなストレスがかかります。
優先順位をつけて考えていかなければ、家計の改善はできません。
そのため、最優先すべき最も大事なことをお知らせいただくのです。

G子さんは子供が大事とおっしゃったわけですから、子供に思わぬツケが回らないように家計を改善していくことがベストではないのかなと思います。
しかし、なかなかそう簡単に割り切れない。
このようなケースは多く見受けられます。

家計改善をスムーズに進めていくには、勘定と感情の整理が大事になってきます。
そのためには、ライフプラン表を作成して、未来図を描いてみるといいでしょう。