家計簿に書く光熱費は何月分?質問の多い光熱費記帳をFPが解説

家計簿Q&A10 光熱費は支出した月に書く
(クレジットカードの場合も同じ)

 家計簿歴35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

家計簿のお悩みをたくさんいただきます。

その中でも光熱費のお悩みは非常に多いものです。

そこで、今回は光熱費の家計簿への記帳方法を考えていくことにしましょう。

電気代の予算は年平均でたてる電気代の設計方法はこちらで解説しています

夏の電気代アップ!光熱費のしわ寄せを食費に負わせない予算設定

 

光熱費の家計簿への書き方

 

 

家計簿の書き方に迷う光熱費

光熱費の支払いは、家計簿記入でお悩みの多い部分です。

これは、請求書の月と家計の計算期間が異なるために生じます。

結論から先に言えば、これは、支払った日が属する月の支出とします。

どういうことか、例で確認しましょう。

日付が色々出てきてややこしい

例えば、電気代の請求書に2月分と記載されており、使用期間が1月6日から2月2日だったとしましょう。

請求書到着は2月2日。

支払日が3月4日です。

この時点ですでに頭にはてなマークが浮かびますよね。

1月に使用しているから1月分の電気代?

請求書の請求月は2月分だから2月の家計費?

いや、請求書が来たのは2月2日だからやはり1月分?

そこにもう一つ加わります。

わが家の家計計算期間です。

こちらは毎月25日給料日で、25日から給料日前日の24日までと仮定しましょう。

電気代の支払いが生じる3/4は、2/25~3/24の計算期間に属します。

家計簿上、この期間は3月期です。

じゃあ、3月分?

1月に使って、2月分で請求書がきて、3月期の支払い。

もはや思考はラビリンス状態。

日にちがたくさん出てきて、それが気持ちよく一致しないとなると、どうしていいのかわからなくなってしまいますよね。

払った月の光熱費とする(簿記苦手な人は読み飛ばしてOK)


3月の家計計算期間は2/25~3/24としてすすめますね。

 

家計簿は給料日から給料日の前日まででつける家計の設定期間はこちらで解説しています。

家計簿成功組が行っている家計の計算期間設定 いつからいつまで?


仮に、家計簿上2月の電気代と記帳するとしましょうか。

すると、まだ支払っていない電気代を2月の家計簿に記入することになります。

当然ながら現金に誤差が生じます。

つまり、計上した光熱費分の現金が浮きます。

未払いとしてその分の現金を確保しておく(もしくは口座内にプールしておく)手間が必要となり管理が面倒くさくなります。

この書き方を取り入れてしまうと、毎月未払費用の発生が生じるわけです。

と、いうことは、前月に未払費用として計上した電気代は次月に支払います。

支払い時に未払費用を消して、また未払費用を計上するという手間はかなり面倒です。

家計で未払い処理をする必要性はないと言えます。

 

光熱費の記帳はシンプルに考える

シンプルに考える

光熱費の〇月分という請求月と家計計算期間の月を無理に合わせる必要性は全くありません。

なぜなら、支払う日が属する家計計算期間の支出にすれば家計簿の残高と手許の現金は一致して、管理が楽になるからです。

わざわざ難しく、ややこしくする必要はありませんよね。

シンプルに管理していきましょう。

ちなみに、光熱費とくくっていますが、電気、ガスを指します。

水道料金は居住地によって取り扱いが異なるかなと思います。

水道料金の取り扱い

家計簿の計算期間と水道料金の支払い日は、原則は電気、ガスと同じように考えます。

しかし、水道料金の場合は、上下水道で一緒に隔月請求の地域もあれば、別途請求の地域もあります。

ここで問題が生じるのは、隔月支払いのケースです。

水道料金の支払いが発生する月のみに計上してしまうと、その月だけ支出が膨らみます。

ようは、隔月で支出の多くなる月ができてしまうということです。

これは、やりにくい。

そこで、隔月請求のケースは、2カ月で按分してしまいましょう。

毎月支払いがあるかのように取り扱います

クレジットカードで光熱費を支払っているケース

光熱費の支払いにクレジットカードを利用している人もいるでしょう。

請求月とクレジットカードの引き落とし日にタイムラグがあるので、やはり書き方を迷うようです。

このようなケースも、現金と同様に考えます。

クレジットカードでの引き落とし日をその光熱費の支払日とします。

クレジットカードは使わないクレジットカードを2枚以上保有していたら読んでください

◆クレジットカード使用時の家計簿の書き方 家計簿初心者はクレカ使用しない!

 

光熱費と家計簿記帳のまとめ

さて、今見てきたように結論はシンプルです。

光熱費は常に支払った日(水道料金の隔月のケースを除く)を支出日とすれば、すっきりとします。

家計簿への記入もわかりやすくなりますよね。

家計簿を長続きさせることは物事をシンプルに考えることです。

もし、ほかの費目でも家計簿の書き方に迷ったら、この大原則を思い出してくださいね。

 

家計管理の手順コツ家計そのものを考えるなら、こちらで手順をご確認ください。

お金を貯めるコツは家計の設計方法にあり

 

家計管理手法など詳細は拙著【超・家計簿術】を参照ください。