クレジットカード使用時の家計簿の書き方 家計簿初心者はクレカ使用しない!

家計簿Q&A12 クレジットカードを使用した時の家計簿の書き方

家計簿歴35年になった家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

弊所の相談事例ですが、赤字家計の特徴として、クレジットカードを多用する傾向が挙げられます。

クレジットカードは便利ですけどね、実は扱いが大変難しいアイテムです。

家計簿初心者にクレジットカードはすすめないクレジットカード使用の家計の問題点はこちら

◆キャッシュレス化でも、クレジットカードは上級者アイテムです!

 

そこで、今回は、クレジットカードを使用したときの家計簿記入を考えていこうと思います。

現金で家計を管理する

 

 

クレジットカードは家計管理の上級者アイテム

結論から言えば、クレジットカード使用時に現金購入と同じく取り扱うと管理がしやすいでしょう。

まあ、クレジットカードは利用しないほうが無難です。

ずいぶん前からスーパーなどでも簡単に作れてしまうクレジットカードは、その保有と使用のハードルがぐっと下がった感があります。

手に入れやすくなったとはいえ、クレジットカードは家計上級者アイテムなのです。

家計管理が苦手であれば、現金でのやりくりからスタートしましょう。

今回はそのお話ではないので、早速クレジットカードと家計簿にはどのような問題点があるのか確認していきましょう。

 

問題1・クレジットカードは引き落とし日にタイムラグが生じる

まず、クレジットカード利用時の問題点として挙げられるのは、クレジットカードを使用した時と引き落としの時期が異なることです。

仮に2月4日にクレジットカードで支払った5,000円の引き落としが4月5日だったとします。

すると、口座から引き落としされたときに家計簿に記入するのか、使ったときに家計簿に記入するのか迷います。

口座から引き落としをされたときに家計簿に記帳するのであれば、さらに問題が増えることがあります。

クレジットカードの使用が1回であればわかりやすいでしょうが、常時使用しているようなケースでは複数の取引が存在します。

それを家計の計算期間と対応するように集計して引き落とし金額を把握しなければなりません。

問題2・家計の計算期間とクレジットカードの計算期間が合わない

クレジットカード会社の計算期間と家計の計算期間が一致しないことがあります。

例えば、家計の計算期間が25日~翌月の24日までとします。

クレジットカード利用の計算期間は1日~31日だとしましょう。

引き落とし日は翌々月の5日。

わかりにくくなりましたね。

複数の期間が出てくるのは、光熱費に似てますね。

光熱費の家計簿への書き方家計簿への記帳方法の基本を押さえればかんたん。

家計簿に書く光熱費は何月分?質問の多い光熱費記帳をFPが解説

 

と、いうことはね、25日~31日に使用した分は先に請求が来ます。

その翌月に、1日~24日分が請求されます。

きちんと集計しておかないと金額が合わなくなってしまいますね。

簿記的に書くなら分かりやすいかも(読み飛ばしてOK)

仮に今月の計算期間を12/25~1/24としましょう。

クレジットカードの計算期間は12/1~12/31の使用分が2月5日に引落とします。

12/26に支出のケース
衣類 5,000円 12月未払金 5,000円

 

1/2に支出のケース
書籍 3,200円 1月未払金 3,200円

 

口座から引き落とされたときは2月5日に逆仕訳が生じますね。

 

クレジットカード会社の計算期間と家計の計算期間が合わない1月2日の未払金はそのまま残ることになります。

12月未払金 5,000円
普通預金(口座引き落とし)5,000円

 

クレジットカード使用時の家計簿の書き方が面倒くさくないですか?

家計簿のクレジットカード使用欄に記入する

市販の家計簿の中には、クレジットカードの引き落とし額を記入するスペースを設けているタイプもあります。

ここに記入するという方法もありますね。

しかし、問題は、今月引き落とされる金額を記入することです。

やはり、あらかじめ家計の計算期間とクレジットカードの利用期間をわけて集計しておく必要が生じるのです。

クレジットカード使用時の家計簿の書き方って、面倒くさくないですか?

クレジットカードの記帳は現金として考える

問題3 クレジットカードを複数枚使用している場合はさらに煩雑

クレジットカードを一枚だけ使用しているケースは実際に稀でしょう。

使用ルールを特に設けることなく、複数枚を適当に使用している人が多く見受けられます。

すると、今見てきたように、家計の計算期間とカードの計算期間、引き落とし日を各カードごとに確認して対応する必要が出てきます。

もはや無理でしょ?

家計相談でクレジットカードの引き落とし日を答えられる相談者さんにいままで会ったことがありませんから。

クレジットカードでの購入も現金で払ったことにしましょう

家計管理をシンプルに行うのであれば、クレジットカードを使用しても、現金で購入したとみなすことでしょう。

簡単に言えば、クレジットカードを使用した時に、その分の現金を取り分けてしまい現金で支出したとします。

このようにすれば家計簿の記入はお金を使った時になります。

クレジットカードの計算期間や引き落とし日を気にする必要はありません。

これなら簡単でしょ?

クレジットカード使用後のお金の管理

購入時に現金で支出処理してしまえば、実際の引き落としがいつでも問題ありませんが、違う問題もあります。

実際の引き落とし日に口座残高が不足しないように、取り分けた現金はしっかりと引き落とし口座に入金しておきましょう。

決して、取り分けた封筒にいれたまま手許に置いておかないでくださいね。

給料日前などで家計が苦しいときに、手許に置いてある現金に手が伸びても不思議ではありませんから。

そうすると、当然ですがクレジットカードの引き落としに支障が生じます。

ここだけは、注意が必要です。