家計簿に書く収入は手取り額にする理由をFPが解説

家計簿に書く収入を会社員のケースと自営業者のケースで確認

家計簿歴35になった家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

家計簿のお悩みをたくさんいただきます。

その中で最も大事な収入の家計簿記帳金額。

額面で記入するのか手取りで記入するのか迷うところです。

今回は、家計簿に書く収入金額はどの金額にすればいいのか考えていきましょう。

 

 

色々ある収入金額

・収入欄には、税込の金額を書くの?

・それとも手取りの金額を書くの?

・税金とかはどこに書くの?

・給料に込みの通勤代はどうすればいい?

”収入を書く”と、一口に言っても、いろいろとお悩みは出てきます。

さて、あなたはどの金額を収入欄に記入していますか?

会社員のケースから確認
収入欄に記入する金額は手取り額でOK

結論からお伝えしますね。

家計簿の収入欄に記入する金額は、手取り額でOKです。

市販の家計簿の多くは手取りの収入を記入するタイプですから、ここは問題がないかと思います。

給料の総額を記入するタイプの市販の家計簿もありますが、手取り額でOKです。

給料総額で家計簿に書く場合は煩雑になります。

社会保険料、税金、なども家計簿上で管理しなければなりません。

これらは家計管理上は上級者費目なので、家計簿初心者さんには手取り額を記入することをおすすめします。

手取り額はどの金額を指すのか

手取り額で記入となると、どの金額が手取り額かという問題が出てきます。

社会保険料等は控除後の金額として、給料天引きはどうするか。

給料天引きといえば、、生命保険料、財形などが思い浮かびます。

給料からどのような金額が引かれているのかは、給料明細で確認してください。

給料明細を見たことがないという人も多いですが、いいチャンスなので今から確認してくださいね。

さて、給料から諸々差し引かれて、銀行口座に入金される金額

これを家計簿に記入する手取り額としましょう。

 

通勤定期代は手取り額から控除する

家計簿に記入する手取り額は実際に口座に振り込まれる金額に決定しました。

しかし、この中に通勤定期代が含まれている場合は、控除した金額を手取り額としましょう。

通勤定期代が支給されているのに気が付かずに、「今月の収入多いね」と、使ってしまっては大変です。

予め定期代支給の月はメモしておくといいでしょう。

手取り額が毎月変わる

月の収入が残業等で変動する家計の場合は、収入の一定化をお勧めしています。

毎月同じ金額を収入として計上したほうが家計が設計しやすいからです。

そのためには、残業代を加味しないで収入とするのも一つの方法です。

 

自営業者のケースを確認
収入額は家計に繰り入れる金額

自営業者さんの家計は毎月の収入に変動が生じる場合が多いので、一定化してしまうと管理が楽になります。

毎月生活費として○○円を家計に入れると決めてしまうということです。

とはいえ、収入にかなり波があるケースも。

そのような場合は昨年度までの実績をベースにして、一年で最も低い金額に設定するかもしくは年平均で設定するといいでしょう。

ただ、収入が落ち込む可能性があるので、家計に余裕を持った収入設定をしておいた方が無難でしょうね。

 

国民年金や健康保険料は家計から支払う

自営業者さんの国民年金保険料や国民健康保険料は事業経費に算入しません

ゆえに、家計から支払うことになります。

そのため、毎月の収入金額は国民年金保険料や国民健康保険料を控除しない金額を計上しましょう。

ちなみに、支払った国民年金保険料や国民健康保険料は、確定申告時に社会保険料控除として所得控除の対象となります。

 

家計管理手法など詳細は拙著【超・家計簿術】を参照ください。

※このページは2020年3月に加筆しております