残業代で収入が変動する家計の家計簿記入どうする?

家計簿Q&A16 収入が毎月バラバラの家計

家計簿歴(もうすぐ)35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

家計簿のお悩みをたくさんいただきます。

家計管理上の大切な基本設定として収入額の決定があります。

収入額を毎月一定額に設定することが家計管理をやりやすくするポイントになります。

では、この収入額が残業代などで毎月変動する場合は、どのように家計簿記帳したらいいのでしょうか。

今回は収入が変動する家計の家計簿記帳を考えていきましょう。

 

収入が変動するとなにが問題?

残業代などによって毎月の収入額が増減する家計があります。

使えるお金が変動すると、やりくりが難しくなりますね。

仮に、3月は食費に充てられる予算が5万円だったとします。

4月は10万円、5月は3万円。

少し大袈裟な変動ですが、まあ、やりにくそうだな。

と、感じてもらえれば十分です。

収入金額が変動するとやりにくい

毎月月5万円で食費をやりくりしていて、10万円使えることになったら、これは、やりやすいでしょう。

問題ありません。

一方、同じく月10万円でやり繰りしていて、使えるお金が3万円に減ったら?

この場合は、どうして良いのか途方にくれてしまいます。

使えるお金が増減する状態を繰り返しながら年平均では7万円だったとすれば、平均値を使えるお金とみなしたほうが、ストレス無く家計のコントロールが出来ます。

収入を一定にする

使える金額を一定にするためには、収入を一定化することです。

どういうことか例を挙げてみていきましょう。

前提として、固定費、変動費は月20万円と設定します。

収入が30万円の月は、10万円が手許でやりくる金額になります。
※収入30万円ー固定費、変動費20万円=10万円

収入が27万円の月はどうでしょうか。

手許でやりくるお金は7万円となりますよね。

収入額の変動がやりくりにダイレクトに影響してしまうのです。

これでは、毎月収入を気にしながら生活してしまいがちです。

もし毎月同じ金額でやりくりができたら考えることが少なくなって、ずいぶんと楽ですよね。

収入を一定にする方法

収入を一定にする方法は次の二つです。

・年間で、一番低い月の収入額で設定する

・年平均額を使用する


会社員であれば、前者、自営業者であれば後者を、オススメしています。

会社員でも収入の変動幅が大きければ後者を選択したほうが、やりやすいでしょう。

収入額が決まったらその金額の範囲内で支出の予算を立てます。

差額の取り扱い

毎月の口座入金額にかかわらず、同じ金額を収入とします。

やりくり費として口座から引き出す金額も毎月同じ。

そのため、入金額によっては、過不足が生じますよね。

この過不足は、収入が前年度に比べて大きく変わらなければ気にしなくても大丈夫です。

年間で、一番低い月の収入額で設定をした場合は、ほとんどの月で口座内に現金が余ります。

どのくらいの差額があるのか気になる人は、メモしておくといいでしょう。

年平均額を使用した場合は、昨年度ベースでの平均なので、収入が昨年度に比して落ちていないかどうか心配です。

そのため、口座内に残っている差額はきちんとメモしておくことをお勧めします。

 

お金の貯まる口座テクニック家計管理がやりやすくなる口座テクニック

家計簿だけじゃない!貯金上手は家計の口座が3つのテク

何もしなくて大丈夫

ここまで行っておけば、お金は年を通じて口座内でこなれていくので、特に行う作業はありません。

毎月同じように生活していく。

このリズムが家計の管理を楽にしてくれます

収入は手取り金額でOKこちらも参考にしてください。

◆家計簿に書く収入は手取り額で書く理由

 

拙著
超家計簿術では家計管理の基本をご紹介しています。


 わかりやすいと好評です。
※画像クリックでアマゾンに移動します