袋分け家計簿はお勧めしません

家計管理の方法に、袋分け管理があります。

これは、封筒を利用して週ごとや費目ごとに予算を管理する方法です。

まず結論。

家計管理が苦手な人は、袋分け家計簿はお勧めしません

袋分け家計簿のやり方・週単位

まず、袋分け家計簿の管理方法を見ていきましょう。

週単位で管理する場合は、手許でやりくりするお金、やりくり費を5週に分けます

やりくり費とは、食費や日用品費、病院などの日常要するお金です。
仮にやりくり費が10万円だとしたら、一週間は2万円ですね。

5枚の封筒を用意して、それぞれに2万円を入れておきます。
封筒には、第一週、第二週など記入してわかりやすくしておきます。

その封筒のお金を該当週のやりくり費に充てます

週単位で管理する問題点

袋分け家計簿を導入して週単位で家計を管理する。
わかりやすくて使い勝手の良い方法かなと思います。

しかし、家計簿初心者さん&家計管理が苦手な人は別。

袋分けしたその一週間の予算。
なかなか守れないのです。

足りない場合は、ついつい、次の週の封筒から拝借してしまいがち。

来週節約すれば何とかなるよね。
このような感じでどんどんずれ込む。

第三週ごろには、第五週目の封筒に手を付けています。

苦しい第四週・第五週

週ごとに分けたはずのお金は、月の半ばあたりでからの封筒の束になっています。

結局分けた意味があまりなく、お金が足りない現実にぶち当たって心苦しく感じてしまいます。

袋分け家計簿・費目単位管理

週単位でお金を分ける方法のほかに、費目ごとに予算を決めて管理する方法があります。

・食費
・日用品費
・レジャー
・交通費
・衣服費
・医療費

などでしょうか。

封筒にはそれぞれの費目名と予算を書いておきます。
それぞれの支出はその封筒から行います。

費目単位管理の問題点・予算立て

費目で管理する場合、まずそれぞれの予算を決める必要があります。

食費4万円
日用品費1万円といった具合です。

予算を適切に立てておかないと、費目によっては足りなくなる恐れがあります。

足りなくなれば、他の費目の封筒からお金を拝借しますよね。
適切な予算立てが必要になるのです。

適切な予算立てはかなり上級者テクニックですよね。

費目単位管理の問題点・金種をそろえる

費目管理の最大の面倒くささは、金種を確保することでしょう。

買い物へ封筒をもっていきませんから、お財布の中で目的別予算はごっちゃになります。

帰宅して、それぞれ封筒の残金と使ったお金を計算して適正に戻すことが必要になります。

どういうことか例で見ましょう。

買い物へ行くのに、食費から5,000円持っていくとしますね。

食品を2,150円購入
日用品を298円購入。

このような場合、帰宅してから、日用品の封筒から食費の封筒へ298円を戻さなければなりません。

面倒くさくないですか?

面倒くさいことは続かない

金種がそろわなければ、メモしたりするでしょうが、時間の経過とともにうやむや。
戻したり、戻さなかったり。

手間がかかる行為は長続きしません。

現代の生活には合わない

一カ所で食品や日用品など購入する現代の生活には、費目分けの袋管理は合いません。

週単位であれば、その問題はありませんね。

袋分け家計簿は上級者コース

袋分け管理ができるのは、上級者と心得ましょう。

適正なやりくり費が把握できていて、他の袋から拝借しない予算立てができている人向け。

家計簿初心者さん&家計管理が苦手な人向きではありません。

このような理由から、袋分け管理で挫折した人は、落ち込む必要は全くありません。
泳げない人がいきなり遠泳を試みてしまっただけです。

他の方法を試してみてください。

※袋分け家計簿の研究はこちらもどうぞ

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