先取り貯金は家計簿の固定費部分に記入すると貯まる家計になる理由をFPが解説

家計簿Q&A32 先取り貯金は固定費に記入する

家計簿歴(もうすぐ)35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

家計簿のお悩みをたくさんいただきます。

お金を貯めるために先取り貯金を利用している人もいますよね。

しかし、家計簿のどこに書くの?という疑問も。

今回は、先取り貯金の記帳場所を考えていこうと思います。

まず、知っているようであやふやな先取り貯金のことを、きちんと知っておきましょう。

ご覧になっていない人は、下記ページをご参照ください。
◆先取り貯金の勘違い。貯まらない先取り貯金をしていませんか。

 

 

先取り貯金と家計収支の関係

先取り貯金を行ったら、問題となるのが、家計簿への記帳です。

市販の家計簿は、貯金に関しての記入方法がそれぞれ異なります。

そこで、まず、先取り貯金と家計の関係性を見ておきましょう。

ご自身の使用している家計簿でどのように記帳していけばいいのか判断が付くかなと思います。

給料をもらったらお金が入ります。

これが、収入です。

生活にはお金がかかります。

お金を使ったら、これは支出です。

お金をもらって、そのお金を使ったら、その分お金は無くなります。

当たり前ですが。

貯金は、収入から引きます。

しかし、お金を使ったわけではありませんから、無くなってしまうわけではありません。

別のところにプールしておく行為です。

ここで、迷われる人が出てきます。

使っていないのに支出に書いたらおかしいよね?と。。

収入の配分方法は二つ

収入は次の二つに配分されます。

 

・支出
・貯金


収入を貯金と支出の二つに配分
するわけです。

家計簿記帳においても同じです。

家計簿に収入と支出を記入するのではなく、収入をどう配分したか記入するのです。

使った。

というイメージで支出に貯金を含めても全く問題はないかと思います。

その方が単純明快でいいのかな。

が、それではしっくりこない人もいますので、続けましょう。

使ったお金を書くのが家計簿。と、イメージしてしまうと、貯金の行き場がなくなってしまいます。

そこで、先に書いたように、収入を二つに配分し、収入の使い道を書くのが家計簿を捉えるとご納得いただけますでしょうか。

家計簿には収入の配分を書くわけです。

先取り貯金は固定費に記入する

さて、今回の問題点。

先取り貯金はどこに書くのか結論です。

固定費ゾーンでいいでしょう。

と、いうのも、先取り貯金額は毎月一定の金額ですよね。

収入から毎月一定額を配分する費目を記入するゾーンは固定費です。

変動費は水道光熱費など金額が増減するタイプの支出ですから、一定額の先取り貯金はなじみません。

やりくり費に分類する人もいます。

しかし、やりくり費はあくまでも使い切っていい金額にしておきたいたほうが家計を管理する上で楽です。

今月はやりくり費が足りない!

なんてことになったときに、取り崩しやすくなってしまいますよね。

そのため、やりくり費に一定額の貯金記入をするのはお勧めしません

一番しっくりくるのは、固定費ですね。

 

※家計簿記帳の基本である固定費・変動費・やりくり費については、こちらもご参照ください。

家計簿の項目の決め方。基本費目はこの3つ
貯蓄が増える人は家計簿記入を固定費・変動費・やりくり費に分類

 

※先取り貯金という呼称に合わせて、貯金と貯蓄を使い分けず、銀行へ貯金するイメージでご紹介しています。
家計簿初心者さんが混乱しないように、このページでは貯金で統一しています。
ご了承ください。

 

家計管理手法など詳細は拙著【超・家計簿術】を参照ください。