簿記2級最短合格を視野に入れた簿記3級の学び方
簿記2級最短合格を視野に入れた
東京都江戸川区で女性限定簿記3級講座を開催しているおおきFP事務所です。
目 次
簿記3級講義全35回
▶ 第1回 借方貸方のかんたんな覚え方
3級が大事という内容のお話をYouTube動画でも配信しております。
人気のある動画ですので、下記クリックしてぜひご視聴ください。
簿記3級資格を取得して転職
簿記3級、2級と学習計画を立てる
簿記3級に合格して転職する。
弊所は、このような受講生さんが多くいらっしゃいます。
特に2級までは必要がなく、「履歴書に簿記3級と書きたい」という方です。
40代の女性で、簿記3級を保有しているか否かで、事務職をゲットできるかどうかに大きな差が出るようです。
(受講生さんたちのお話から)
実際に、簿記3級合格後、転職できましたという報告はいただきます。
資格の効果なのか、資格取得した自信が良い結果を生むのか。
それは、わかりません。
しかし、目的は達せられていますから、それ以上の上位級は目指す必要がないのです。
簿記2級までは必要ない
3級を取得して転職するという目的で簿記3級を学ぶため、弊所では簿記2級へ移行する方は稀ですね。
初めから簿記2級でお問い合わせいただくときは、すでに簿記3級を取得していて、独学に限界を感じた。という方です。
簿記2級取得までを視野に入れるなら
簿記2級まで視野に入れて簿記3級を学ぶのであれば、やはり、きちんと土台を作っておくことが大事になります。
どういうことかというと、簿記3級に合格しても、合格者は同じレベルではありません。
合格した人もいれば、なんとか受かった人もいます。
運よく得意な論点が出て、合格する強運の持ち主もいます。
そこで、簿記2級から弊所にお越しになる方には、始め、簿記3級の第3問と第5問を解いていただきます。
どのくらい3級が身についているのか確認したいからです。
すると、ほとんどのケースで、簿記3級の問題に悪戦苦闘しています。
簿記3級をしっかりとマスターする
簿記の総合問題は個別の仕訳の集合体です。
各個別論点の仕訳がいかにできているか。
ここがポイントになるわけです。
さらに、論点を抑え、仕訳の練習を十分にこなしてきていると、問題を解くスピードは格段に速いものです。
解けない。
時間が足りない。
という場合は、再度、簿記3級の個別の論点をしっかりと復習されたほうが、2級への近道になります。
簿記2級受験者の簿記3級論点の弱点
また、簿記2級受験者が、簿記2級試験で間違える3級論点として次が指摘されています。
▶簿記一巡の本質的な理解
▶先入先出法、移動平均法の理解
▶総勘定元帳の勘定記入
▶英米式決算法による勘定締め切りの手続き
▶B/S表示(商品と繰越商品)
▶前払費用(毎年同額の理解)
※出典:日商HP出題の意図講評第152回~156回から抜粋
簿記3級のあやふやな論点を潰す
これから簿記3級を学ぶ方は、今あげた論点はしっかりと抑えておくことをおススメします。
多くの受験生が苦手な論点です。
とはいえ、わからないまま2級に進んでしまえばデメリットが大きすぎますよね。
3級論点の不理解により2級の学習がスムーズに運ばないため、2級の資格取得に時間がかかります。
3級論点の不理解を自身で認識していないため、曖昧なまま学習を進めてしまいます。
すると、試験委員の指摘にあるように、2級の受験者なのに3級の論点ができていないということになってしまいますね。
簿記2級の試験において、簿記3級の論点で失点するのは勿体なさすぎます。
簿記2級受験を視野に入れて3級を学ぶのであれば、しっかりと3級の範囲を身に付けておきたいですね。
急がば回れ。簿記3級の学習は丁寧に
簿記2級合格をはじめから視野に入れて簿記3級を学ぶのであれば、地味にコツコツと簿記3級の仕訳をしっかりとマスターしておくとことをおすすめします。
頭でわかった状態ではダメです。
きちんと仕訳が切れる。
考えなくても仕訳が浮かぶ。
「あれ?こんな感じだっけ?」という3級論点は早急に潰しておきましょう。
簿記2級で躓く方は、簿記3級の内容が間違いなく曖昧なのです。
丁寧に学習をされることをおススメします。
基本無くして王道なし。
簿記の学習にピタリとあてはまるかと思います。
地道に、コツコツ仕訳の練習をしていきましょう。
仕訳力に自信はありますか?
頭で覚える学習が通用しないのが簿記です。
FPおおき
日商簿記検定1級
税理士試験科目合格(簿記論)
簿記3級通信講座講師経験あり