家計管理のコツ 貯金できる人になるためのルールはたった1つ

貯金すると決めたら貯まります

家計簿歴35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

貯金できる人と出来ない人の根本的違いはたった一つです。

マインド。

今回は、そのようなマインドが貯金の差につながるのかご紹介していきます。

面白いくらいマインドで結果が変わってきますから、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

貯金できる人になるルールはシンプル

貯金ができるか否か。

その大きな違いは、実はたった一つのルールです。

 

 

それは、貯金すると決めること。

このルール一つで家計は大きく変わってきます。

なんだ、そんなことか。

と、思いましたか?

貯金できない人が貯金できるようになるための画期的なウルトラCは、残念ながらありません。

いつだって、物事は基本が大事でかつその基本はシンプルなのです。

決めないからできない

たとえば禁煙を例にしてみましょう。

タバコをやめようと思ったら、やめますよね。

 

・やめようかな

・やめたいな

・できればやめたい

・やめられそうかな

 

なかなか禁煙できない人は、やめよう!というより、こんな感じなのだと思います。

私自身が実は禁煙歴8年。

喫煙歴25年でしたが、やめるときは、1日でした。

そろそろ、やめようかな。

こんな感じの時は、ついつい1本。で、ズルズル……

これが何年も続いて。

一日で禁煙成功

禁煙を決心したのは、3つの理由がありました。

1つ目は、起業すると決意したこと。

2つ目は、たばこの値上げです。

400円は高いですよね。

私が吸い始めた時から約2倍になっています。

3つ目は、酸素ボンベもって買い物に来ている人を見かけるようになったからです。

その方の理由は異なるかもしれません。

しかし長期的な喫煙の結果、私に至ってはそのような可能性は否定できないのかもと受け止めてしまいました。

一時期に3つが重なり、禁煙を決意しました。

その決意も、たばこ吸いながら、「明日からやめる」

こんな感じでしたが、もういい加減やめようと思っていたので、すっぱりと。

決める。

この行為は大変大きいのです。

悩んでる間は人は動かない

喫煙していない人にはわかりにくいかもしれませんね。

では、髪の毛を切るかどうか悩んでいるとしましょうか。

悩んでいる間は、切りませんよね。

どうしようかな。

という状態。

悩んだまま、美容院へ行くこともしないでしょう。

行くときは、すでに心の中で結論は出ていますものね。

美容師さんに「今日はどうしますか」と聞かれたら「切ってください」と、しっかりと、きっぱりと答えますでしょ。

決めたんですよね。

貯金すると決めた時から本気モード

貯金できるかできないか。

貯金したいな、できるかな。

そこで悩んでいる人は、決めきれていません。

しっかりと「貯金する」と、決めることが大切です。

決めると、人の行動は面白いように変わります。

意識することで、思考と行動に変化が起こるのです。

・余ったら貯金しよう

・貯金できたらいいな

・貯金しなきゃな

・いつから貯金始めれば間に合うかな。

貯金できないと悩んでいる人は、こんな風に迷い状態ではありませんか?

あわよくば上手く貯金できないかな。

なんて、たなぼた的に考えていませんか?

貯金しようと思ったら、最初にするのは、決めることです。

「貯金する」

 

 

TDLに行きたい!からTDLへ行ける

FPなのに貯金できるようになるテクニックとか教えてくれないの?

そう思われる人もいることでしょう。

確かに貯金できる家計に変えていくシステムはあります。

ご興味があれば、下記家計簿インストラクター講座をご利用ください。

 

◆すぐ役立つ家計管理方法を学ぶ・・貯金できる家計へ

家計簿を学ぶ講座(2級)

 

しかし、あくまでもツールは使う人次第なのです。

繰り返しになってしつこいですが、どこか行きたいなと思ってもどこにも到着できません。

TDLに行きたい!

そう思うから、TDLへの交通や料金を調べて実際の行動に移せるのです。

決めることは本当に大事なのです。

貯めると決めたら初めてテクニカルなお話しが活きてくる

貯金すると決めたら、そこから始めてテクニカルなお話が活きてきます。

決めきらずに適当にGOすると挫折しかねません。

主婦雑誌の貯金記事ををみて、ああこれならできそうと手を出すけれども数日でリタイアの繰り返しを経験している人は少なくありません。
なんとなくやってみるかな。

このような状態でトライしてしまうからです。

行き先決めないで目の前に止まった電車に乗っても(本当は行きたいかもしれない)TDLへは着かないのです。

貯金できない人は貯金の目的を明確にすること

貯金しようと決めたら、次に行うことは「何のために・いつまでに・いくら」貯めるのかを決めることです。

これが決まれば、叶えたいその日から逆算します。

例えば5年後に車購入の200万円貯めたいのであれば毎年40万円貯めることになります。

毎月約3.3万円です。

えー。

毎月3.3万円の貯金なんて無理とおもえば、ボーナスで26万円ためて毎月2万円の貯金ならどうだろう。

車のグレードを落として180万円ならどうだろう。

このように貯金の計画を具体的にしていくことが成功の近道です。

貯金できない人が求めてはいけないもの

最後に貯金できない人が求めてはいけないものにも触れておきましょう。

簡単・気軽に・誰でも・すぐに「貯められる」。

このような情報とは一歩距離を置くことをおすすめします。

ついつい惹かれがちな文言ですから意識しておかないとなりません。

 

このような文言についつい惹かれてしまう傾向はありませんか?

貯金のできない人の特徴はこの3つ