貯金のできない人の特徴はこの3つ

貯蓄ができる「みかけ」とは?

家計簿歴35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

どうすれば貯蓄ができるのだろう?

こんなお悩みを抱えている人は多いですよね。

今回は、貯蓄できない人が陥りがちな3つのポイントをご紹介していきます。

ぜひ、セルフチェックしていただけたらと思います。

貯蓄のできる3つのマインドチェンジ

2019年も後半戦に入りました。

夏休みの支出が家計を圧迫している家計も少なくないでしょう。

そこで、貯蓄家計に変化するべく、3つのマインドチェンジをお伝えします。

ポイントは「みかけ」を改善することです。

みかけとは、私の造語で、欠け・賭け・駆けを指します。

ひとつずつ見ていきましょう。

欠け・・・計画性に欠ける

貯金ができない人の特徴その1は計画性に欠けることです。

貯金ができない人は計画が苦手という傾向があります。

先のことを考えるのが苦手ですね。

計画がない家計というのは、別の言い方をすれば、行き当たりばったり家計です。

コツコツ貯蓄をして将来の支出に備えることが苦手

そのため、二年に一回の車検支払いなどは目前になって認識し慌てたりします。

賭け・・・成り行き任せ

貯金ができない人の特徴その2は行き当たりばったりなことです。

いわゆるケ・セラ・セラ家計です。

最近はケ・セラ・セラが通じないのでなんくるないさでもOK。

ケ・セラ・セラは年齢によってご存じないようです。

講座でお話しするときに、若い人たちから「なんくるないさ」なら分かるといわれます。

何とかなるさ病は根深くてね。

頭のどこかにちょっとでもそんな考えがあると、家計の改善が鈍ります。

そりゃ、そうですよね。

何とかなると思えば、わざわざ大変な思いして家計を改善しようとは思いませんから。

本腰が入りません。

しかし、ほとんどのケースで根拠のないなんとかなるさ」感覚であると言えます。

駆け・・・手っ取り早く答えを出そうとする

貯金ができない人の特徴その3はギャンブル思考です。

すぐにまとまったお金を手にしようとして、短期間で大きなリターンを見込む思考です。

まあ、ギャンブル思考といえるでしょうか。

投資するにしても、短期間で大きくリターンを期待し投機的な運用しがち。

すぐに楽してまとまった現金を作ることは容易ではありません。

詐欺や大損する可能性のある危険を含んだ思考です。

計画が家計を救う

貯金ができない人の特徴はあてはまるものがありましたでしょうか。

貯金ができない人は、3つとも当てはまる人が多いのかなと思います。

とはいえ、みかけを良くすることで、家計は改善されやすくなります

では、どのように思考をチェンジすればいいのかというと、キーワードは【計画】です。

計画を立てることにより、現実がきちんと把握できます。

まずは生活設計を立ててみましょう

生活設計というのは、将来を描くことです。

どんな人生を生きていくのか。

それを実現するための資金面での方法が家計管理です。

自分の人生を豊かにするのが計画

実現したい夢や目標があれば、それを達成するためにどうすればいいのか?

みかけ思考では達成できないだろうなと感じていただけるかなと思います。

棚ぼたラッキーや一攫千金ではなかなか夢の実現性は難しいでしょう。

計画的に資金をコツコツ確保していくことが大事になりますよね。

夢の実現のために貯蓄していくには、何のための貯蓄をいつまでに行うのか。

ここを明確にすることです。

 

 

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