赤字家計改善は貯金がゼロになる前に行う

貯金を取り崩さない!このハードルを越えないうちに

家計簿歴35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

赤字家計の家計簿を使った家計改善を主業務としています。

赤字家計と一口に言っても、切迫具合はさまざまです。

しかし、共通して言えることは、赤字家計になったあとすぐに対処することの大切さです。

そのタイミングは、貯金を取り崩し始めた時。

貯金の取り崩し始めが赤字家計改善の重要なポイントであることを、今回は一緒に見ていきましょう。

 

拙著
超家計簿術では家計管理の基本をご紹介しています。


 わかりやすいと好評です
※画像クリックでアマゾンに移動します

 

 

 

赤字家計の問題点

赤字家計の問題点として、次々と飛び越してほしくないハードルを飛び越してしまうことが挙げられます。

一度ハードルを飛び越すと、次回はそのハードルを飛び越すことが容易になります。

それぞれの日常経験でご経験あるかと思います。

例えば、初めてのバス乗車を考えてみましょう。

お金の払いかた、降りる駅。

一つ一つ確認して、それでもそわそわ落ち着かず。

無事に降車出来たときは、とてもホットしたものです。

そんなドキドキのバス初乗車も、二度目は驚くほどスムーズに。

経験の大きさを実感しますよね。

赤字家計は借り入れに発展する

ハードルを飛び越える。

プラスの出来事であれば、ハードルを飛び越して経験値を高めていくことは財産になります。

しかし、これがマイナスのハードルの場合はどうでしょうか。

飛び越えないほうがいいケースが多いかと思います。

赤字家計が飛び越えてしまうハードルとは、一般的に次のようなものが挙げられます。

 

・貯金の取り崩し

・親戚からの借り入れ

・友人知人からの借り入れ

・クレジットカードの多用

・キャッシングの利用

・消費者金融からの借り入れ

・金融機関からの借り入れ

 

貯金を取り崩す以外は、すべて自分のお金ではなく人のお金を借りる行為です。

貯金を取り崩す心の壁が消えると貯金ゼロへ

家計が苦しくなって生活のお金に困ると、貯金を取り崩すことになります。

貯金を取り崩さない。

と、心で思っていても、どうしてもの時は当然ながら取り崩します。

初めて貯金を取り崩すときは、とても迷って心に葛藤を生じつつ重い気持ちで行うことでしょう。

貯金を引き出さないよう何度も考え直すかもしれません。

貯金を引き出した後もしばらくは後悔し、なんとか改善できないだろうかと思い悩みます。

しかし、ひとたびそのハードルを越えてしまうと、次回はいとも簡単にそのハードルを飛び越してしまうのです。

貯金ゼロへのカウントダウン

良い行為も悪い行為も、一度行うと、その行為に対する心理的なバーが下がってしまいます。

貯金の取り崩しも同じです。

そのため、ひとたび貯金の取り崩しを始めると、ズルズルと……

まだ大丈夫。

もう少し様子見よう。

少しくらい貯金を取り崩してもボーナスで補てんできるかも。

などと思うと、危険です。

気が付くと貯金が底をついているなんてことになりかねません。

赤字家計の原因は毎日の生活の中にある?

毎月赤字家計はヤバイ!原因は生活習慣にある?

 

貯金ゼロからマイナスへ向かう赤字家計

貯金が底をついたとしても、生活は止まりません。

お金が必要です。

自己資金はもうありませんから、人のお金を借りることになります。

このハードルも最初は躊躇するでしょうが、一度超えてしまうと慣れてしまいます。

繰り返しているうちに、借入額は増えていく危険性があります。

早急な家計改善で赤字家計を黒字家計へ

 

赤字の家計は黒字家計の逆

毎月赤字の家計がますます苦しくなるNG行動

 

家計が苦しいなと感じたら、行うことは家計の抜本的な改善です。

赤字家計を黒字家計へ改善するしか方法はありません。

お金が足りない状態でいるうちは、家計状態が改善することはありません。

収入より支出が多ければ、どこかから足りない分を家計に持ってくるしかないのです。

貯金という自己資金がなくなれば他人から借りることになります。

まずはこの状態を変えましょう。

家計の基本は、収入の範囲内で将来のための貯蓄を含めた支出を賄うことです。

赤字家計特有のマイナスのハードルを飛び越す前に、早急な家計改善を行いましょう。