家計簿を始める月は9月が最適。新年で挫折した人におすすめ
家計簿が続くスタート月は新年より9月!
家計簿歴(もうすぐ)35年の家計簿FPおおきです。
家計簿のスタートは9月です!!!!!
と、叫び続けて届かない声。
新年スタートの家計簿挫折組は実は仕方のないことなのです。
今回は、家計簿スタートに適していると私が考えているスタート月は9月であることをお伝えしますね。
家計簿リスタートはまだまだ間に合います。
家計簿が続きません
今度こそ、家計簿を付けよう!と、再開を誓った家計簿スタートの時期は、多くのケースがお正月。
新年スタートです。
しかし、新年にスタートした家計簿生活は2月ごろには中断に入っていることも珍しくありません。
「また、続かなかった」と、嘆く必要はありません。
これは、当然なのです。
慣れないことを始めるには、お正月は適さないのです。
家計簿挫折組は正月スタートが多い
なぜ正月に家計簿を始めると続かないのでしょうか?
なぜなら、お正月の女性はバタバタと忙しいからです。
家族の食事を日に三食準備し、お年始に伺ったり、来客があったり。
理由は人それぞれ異なりますが、とにかく忙しい。
慣れていないことに時間をユックリとさくことは難しいでしょう。
(気の乗らない)家計簿なら尚更です。
3元日が過ぎて落ち着いたら書こう、と、ばかりに後回し。
いざ落ち着いたら、交通費や屋台、お年玉などレシートのない支出を思い出すのに時間がかかります。
すると、どうしても面倒臭く感じてしまいます。
たまったレシートも、お正月から整理するのはげんなりするものです。
レシートの処理はこちらで解説しています。
家計簿が続かないパターンは皆さん同じ
しかも、年末年始は意外とお金を使っています。
新年早々、痛いフィードバックに記入も辛いことでしょう。
そんなこんなで、2月になる前に家計簿を挫折してしまう人が多いのです。
あ~正月から家計簿つけようと思ってたんだっけ?
こんな繰り返しを毎年行っていませんでしょうか。
家計管理の特徴や家計簿挫折傾向をお伝えすると、「それ、私のことです」と、皆さんかなり当てはまってくれます。
と、いうことは、挫折の原因ってだいたい同じようなパターンなのでしょうね。
とはいえ、家計簿を続けるために、家計簿を始める最適な時期はあるのでしょうか?
家計簿を続けるために始める最適な時期がある
家計簿を学ぶ基本講座
家計簿スタートに最適な時期は、実は、あるのです。
人の行動を習慣化するためには、3日、三週間、三ヶ月と言います。
家計簿の場合は、三ヶ月は落ち着いて練習出来ることが望ましい環境です。
結論から先に言うと、9月スタートが最適と言えます。
ポイントは「落ち着いて」です。
家計簿を始めたばかりの頃は、記入の仕方に迷うことが多いものです。
特に、普段の家計コントロールを狂わす「特別な行事」による支出の扱いがそれにあたります。
クリスマスやお正月、長期休暇などですね。
これらの管理は家計簿初心者さんには少し難しいゾーンです。
そのため、イベントがない期間に練習して慣れておくことも家計簿を続けるコツと言えます。
家計にイレギュラーな支出が起こりにくい期間、それが9月から11月の3ヶ月なのです。
大雑把ですが、一年を一緒に確認してみましょう。
家計簿を続けるコツは9月スタート
一年の一般的家計の行事を並べてみました。
普段の生活費では賄えないであろう特別費のある月がコントロールしにくいですよね。
2月
3月 冬休み(子供お休みで支出増)
4月 新学期(学用品などの追加購入等)
5月 ゴールデンウィーク(とにかく出費あり)
6月
7月 夏休み
8月 夏休み
9月
10月
11月
12月 クリスマス、冬休み、大晦日
特別費のない期間、それが9月、10月、11月の3か月です。
落ち着いて家計簿の練習をすることができますよ。
自転車を練習するのも、始めは平地のほうがやりやすいですよね。
いきなり荒れ地では大変です。
家計簿も同じ。
出来るだけ平地で最初は練習していきましょう。
家計簿を続けるコツはこちらもご参考にしてください。
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