赤字家計から年間貯蓄150万円へ変身

思わずクリックしてしまうキャッチーな見出し。
そう、また某雑誌の記事にクリックしてしまいました。
毎度のことながら記事の内容は感心しませんが、タイトルはうまいと思います。

拝見したんですけどね。
まあ、題名通り年間貯蓄額150万円ではなく、純貯蓄は40万円ってとこですね。
貯蓄と混同しているプール分が残額の67万円くらい。
まだ50万円くらい計算あわない分は、児童手当分とボーナスかな。

きちんと精査すると、貯蓄はほとんどないといえるかもしれません。
子供の学費の貯蓄が児童手当だけだと推測されるからです。
子供三人の設定でしたから、純貯蓄分を全額学費として子供手当に上乗せ貯蓄して、15歳までで360万円/一人貯まります。

子供の教育費を勘案すると、この家計は、ほぼ貯蓄はゼロといえるわけです。
心配な家計です。

記事の家計データ詳細は省きますが、こういう記事は冷静に読まなければなりません。
そのまま上っ面を受け入れて、貯蓄できない自分にダメ出しをしてしまい、辛くなる人が一定数存在するからです。
同じような収入と家族構成なのに、貯蓄額が低い自分はダメママ……

この記事のタイトルからすると、まず、年間貯蓄150万円とあれば、それなりに収入のある方か、親と同居の独身かなと推測できます。
というのも、都内で夫婦と子供の5人世帯であれば、民間住宅で家賃は10万円前後はします。

家賃だけで年額120万円です。
これだけで手取り270万円必要です。
生活費もかかりますよね。
水道光熱費、携帯、生命保険、食費、日用品などで少なく見積もって10万円としても、年額120万円です。
すると、少なく見積もっても450万円程度の年収かなと推測できるわけです。

今回の記事では、貯蓄とされていた実質プール分が、自家用車関連費用やレジャー費となっていたのですが、これは貯蓄ではありません。
近い将来使う分のお金です。
家族のスペックを見ると、ボーナスがほとんどない家計なので、月の収入からプールしているだけです。

貯蓄のつもりでいるが、実は支出先が決まっているお金。
一時的なプールでしかないお金です。
この部分をきちんと押さえておかないと家計の実態を見誤ります。
先に結論を書きましたが、この家計は、心配な家計です。

この手の記事は本当に多いものです。

記事云々の是非は置いておきますが、自分と比べて悲観しないでほしいなと思います。