手書きの家計簿が家計管理に適している理由

スマホアプリの家計簿を使っている人が増えているようですね。
年々書店の家計簿売り場が縮小されている感がありますから、手書き派が減少しているようです。
書店でお聞きしたところ、地域によっては、根強い家計簿人気があるとのこと。
これは、うれしいですね。

家計簿利用者自体の人数はそんなに変化がないのかと思います。
昔から長らく使用している人は継続だろうし、これから始める人も一定数いるだろうし。
後者のこれから始めようとする人の属性がスマホ世代(勝手にネーミングしてみました。若い人ね)であれば、
使い慣れたスマホアプリを利用するのでしょうね。

手帳に関しても同じでしょうか。
スマホ管理する人が周囲でも増えているようです。

私は、手帳も手書き派です。
しかも、用途別にしているので、4冊持ちになってしまいました。
手帳2冊、ノート2冊。
ノートは、日付不要で自由に使えるのでかなり便利です。
とはいえ、
これは、いい加減、使いやすいように自分流にアレンジしないとまずいです。
重くてね。

家計簿は、アレンジしたんです。
市販の家計簿はどうも使いにくい。
そう、今の私の手帳状態。
その感情をしっかりと乗せた家計簿を、朝日新聞家計ボーエイ隊にご提供しました。
不要な部分をすべて排除。
目的を達成するために必要なことだけ記入すればいい。
こんなコンセプト。

家計簿をアレンジするときに、一番重要視したのは、手書きにすることでした。
家計簿は手書き。
あ、手帳も手書き。

書くという作業には頭を整理する効果があります。
全体を見渡すことも可能です。
これは、現在のデジタルにはない作用でしょう。

例えば、月別の年間家計表。
一枚のシートに記入すれば、一目で一年間が目視できるのです。
自分で書いたものですから、頭の中にもろもろ記憶として残っています。

記入するということは、意識すること。
考えること。
それにより発見し、工夫できるということです。

このような素晴らしい機能を使わない理由はありません。

例えば、クレジットカードの明細が家計簿代わりになるから、特に家計簿を付ける必要がないという意見があります。
しかし、クレジットカードの明細表を見て、使途を聞いてみると、答えられないことがほとんどです。
最初の部分である、お金を使うときに意識していないからです。

明細が来るのは、1カ月後くらいですよね。
このような支出が頻繁に行われている毎日で、1カ月前の買い物を覚えている方が不思議です。
明細がただの記録用紙では意味がありません。

記入するという行為を行っておくと、少なからず記憶に残っているものです。
自分の手と目を使って、さらに脳も使って紙に記すわけですから。
意識するというのはとても重要なのです。

便利なものがイコール役に立つものだとは思いません。
家計簿を始めようと思う人には、手書きの家計簿をお勧めします。
家計簿インストラクター講座では、手書き用の家計簿と年間家計シートを配布しています。

講座受講が難しい方は、
拙著「超・家計簿術」の巻末にもシートダウンロードのURLを出版社が用意してくれています。
ぜひ、ご利用になってください。