家計改善は適切な収支管理の習慣化が基本

家計管理の勘違い

家計の見直し=節約

こういう図式を描く人がほとんどだと思いますが、それは間違いです。

適切な収支管理が家計にとって大事になります。

適切な収支管理ができていない場合は、まず、わが家の適正な収支とは?から考えていく必要があります。

残念ながら、ちょっちょいのチョイと、簡単に解決できるウルトラCは、家計改善にはありません。

身も蓋もありませんが、手間はそれなりにかかるわけです。

適切な収支とは?

さて、まず、適正な収支の意味を考えてみましょう。

これは、家計が黒字であることを指します。

赤字ではない状態。

もっと欲を言えば、毎月黒字だけでなく、将来においても黒字である状態ですね。

将来とは、老後だけでなく、その前のイベントにかかる費用も賄うことを指します。

住宅購入や、教育費などですね。

そのためにはどうするのか?

ここが問題です。

家計管理のポイント

そこで、家計を管理していくうえでポイントになることを5つ挙げておきますね。
(出典:金融庁:最低限身に着けるマネーリテラシー)

・赤字を発生させないことの重要性について理解する

・収支を記録する習慣を身に付ける

・支出に優先順位を付ける

・必要なものとほしいものを区別することができる

・ほしいものが全て手に入るわけではないことを理解する

特に、特別な目からうろこものはありません。

そんなこと、知ってるよ!と、ガッカリしないでくださいね。

先に、ウルトラCはないですよとお伝えしましたが、その通りです。

当たり前のことをする

家計を管理するにおいては、当たり前のことができるかどうかで結果が左右されます。

家計のコントロールはここにポイントがあるわけです。

わかっちゃいるけど、できてない。

そんな5項目ですよね?

いや、わかっちゃいないかも。

と、いうのは、弊所の相談者さんから受けた質問がこれ。

「なぜ、赤字じゃダメなのですか?」

「今を我慢して貯蓄して意味があるのですか?」

さて、これを今読んでいる皆さんは、どのような答えをお持ちですか。

赤字を発生させない意味を知ることが大事

ポイント列挙の一番最初の項目、赤字を発生させないこと。

まずは、この重要性ですよね。

赤字だと笑えている財政状態の間はいいんですけどね。

それは、時間との戦いになります。

赤字額分現金が実際には不足するわけですから、どこかから持ってこなくてはなりません。

貯蓄があればそれを取り崩すでしょう。

これは、まだ笑えている状態。

では、貯蓄が底をついたら?

笑えませんよね。

赤字分の現金がもうないわけです。

どこからどうやって調達しましょうか。

クレジットカードでキャッシングですか。

食費などをカード払いにして先送りしますか。

生活費が慢性的に足りない状態で、どのように解消していきますか。

リスクの高い赤字家計

赤字家計はリスクが高いのです。

貯蓄が底をついたら、借入するしかない。

しかし、このリスクの意味を本当に理解されているかといえば大きな疑問です。

頂戴する質問もそうですが、赤字家計の問題点は、ご本人がしっかりと受け止められていないところになります。

どこか他人事のようなのです。

しかし、自転車操業に陥る前に、家計収支を見直して、黒字化することが大事です。

そして、習慣化する。

気合い入れた一カ月だけ黒字でも仕方がありません。

常時黒字となるように組み立てることが大切ですね。

そのためには、ポイント列挙項目の以下4つが関係してくるわけです。

家計簿なしでは考える材料がない

収支を記録するのは、家計簿ですね。

何に使ったのかも大事ですが、最も大事なのは、今現在いくら使っているのか把握することです。

赤字家計で家計簿をつけていない人は、実際にいくら毎月使っているのか把握していません。

そこを明確にしないと、いくらどのようにカットすればいいのか指標さえ持てないのです。

家計簿をつけて、収支のバランスをとる方法として、ポイント列挙その下3つ。

支出に優先順位をつけて、欲しいものと必要なものを選別します。

グレードも考える

必要なものが優先順位は当然ながら上ですよね。

水道光熱費を滞納して飲み会へ行くなんて行動はNGです。

さらに、グレードを考えることも大事になります。

必要なものでも、モノの値段は幅が広く存在しています。

その中で、家計の状態に見合ったグレードを見極めていく作業を行うことです。

ようは、身の丈以上の価格帯の商品を常用することで家計を圧迫しないように考えていくことです。

赤字になってまで、そのグレードを保持することが必要であるのか否か?

答えは自然と出ますよね。

特に女性は気を付けておきたいポイントです。

高かな化粧品や、装飾品、日用品に至ってもそのような傾向がみられます。

まとめ

当たり前だけれでもできていない。

そんな金融庁発のポイントをご紹介しました。

家計状態が良くない人は、上記ポイントを踏まえながら、まずは、黒字化を目標に家計収支を見直してみてくださいね。