家計簿Q&A42 家計簿には購入品名は必要なし

家計簿をどう使うかの問題

家計簿に何を記入すればいいのだろうか?

この疑問は大変多く見受けられます。

結論から言えば、家計簿を利用することによって、何がしたいのか?

目的を明確にすれば、おのずと答えは見えてくるでしょう。

たとえば、家族の生活日誌として使いたいのであれば、一日の出来事をメモするでしょうし、

献立を残しておきたいのであれば、献立や場合によっては材料なども記入することになります。

家計簿の目的って何だろう

家計簿をつけたほうがいいよね。

このくらいの感じで家計簿と向き合っていると思います。

そのため、あなたの家計簿の目的はなに?と聞かれると戸惑ってしまいますよね。

そこで、今回は、お金を貯める家計を維持していくという目的に仮定して話を進めましょう。

家計簿で家計を維持する??

家計簿をつけることによりお金を貯める家計を維持するというのはどういうことでしょうか。

まず、家計簿の誤解を解かなければなりません。

家計簿はムダ探しをするためのツールではないということです。

家計を設計して、その設計した予算通りに運営できているかどうかを検証するツールです。

たとえば、食費を7万円と決めたとしましょう。

その7万円の範囲でやりくりができているかどうかを記帳によって確認するわけです。

支出した内容はさほど重要ではない

7万円の範囲内で食費が賄えているか否か。

これだけを知りたいわけですから、コンビニ弁当だろうが、人参だろうが、購入品目にこだわる必要はありません。

購入品名を書くだけで煩雑

こんな例で考えてみましょうか。

家族構成や買い物の仕方にもよりますが、一回の買い物で結構多くの品物を購入していませんか?

例えば、毎日買い物する家庭で、ある日の買い物が次のようだったとしましょう

まあ、設定は、メニューとして

・アジの開き

・酢の物(わかめ・きゅうり・ちくわ)

・肉じゃが

とします。

キュウリ、わかめ、アジの開き、豚肉、ジャガイモ、ちくわ、しらたきを買いました。

スーパーの後、ドラッグストアによって日用品も購入しました。

石鹸、シャンプー、電池です。

帰宅後のママは忙しい

仕事が終わって帰宅。

夜7時。

急いで、洗濯物を取り込んで、お風呂の準備、夕飯の支度。

子供が小さければ、保育園のお迎えなどもあるでしょうね。

と、なると、家計簿を付けるのは大変な作業です。

このような状態で毎日購入品名と金額を個別にも家計簿に記入していくことを考えただけでもうんざりします。

考えただけで、疲れますよね。

不要な労力は不要

家計簿は家計管理するためのツールです。

家計を管理できればいいのですから、

それ以外のムダなことをする必要はありません。

それには、家計簿の立ち位置を明確にしておく必要があります。

家計簿をメインに考えてしまうから、品名まで書いたほうがいいのかも。

という疑問の答えも見えなくなってしまいます。

家計簿はあくまでも、家計管理の中から算出したやりくり費のコントロールをする役目です。

そのため、購入品名どころか、費目さえも少なくて構いません。

ポイントは家計の設計

家計設計のポイントはいかに行うことを少なくするかにあります。

毎日忙しいのです。

お金のことばっかり考えている時間なんてありません。

そこで、しっかりと一度家計を組み立てて、貯蓄と生活費を区別して確保する必要があります。

そのうえで、手許でやりくる食費などの金額を予算算出します。

おおきの家計簿・家計管理法ではやりくり費は使い切っても良いお金という位置づけです。

その金額の範囲内で使えていれば構わないのです。

使い切っていいのであれば、内容よりも支出ペースの把握が重要

何を購入したのかという視野の狭いパーツにこだわる必要性はありません。

使い切って良いお金の中で、どのように配分するかは自由です。

大事なことは、その金額内で納めること。

これは、記帳しておかないとなかなか守ることが難しいものです。

頭で考えているよりも使っていますから。

毎日買い物する人なら一日予算でもOK

毎日買い物する人であれば、一日分の予算をはじき出してその中で購入すれば楽ちんでしょう。

たとえば、食費は一日1,500円で、お米やお酒代で月15,000円のトータル6万円。

こんな感じでざっくりとでもOKです。

その代わり、一日1,500円の予算を守っていく必要はあります。

このように管理するのであれば、単価を把握する必要性は低いとご理解いただけるのではないかと思います。

まとめ

家計管理法についてはまた別途、お伝えしますが、購入品名を家計簿に書くかどうかという質問の答えとしては「必要ない」と言えるでしょう。

ムダに大変な作業を増やすのはやめましょう。

家計簿は継続する必要がありますが、それはあくまでも主目的である貯時出来る家計を運営していくため。

主目的を達成できるのであれば、不要な作業をいかに取り除いてシンプルにしていくか。

ここが大事になります。

そして、それを試行錯誤して、誰にでも再現性のある方法としてご提案するのがファイナンシャルプランナーである私たちの役目でしょう。