簿記3級試験直前に知っておきたい点数を拾うコツ

簿記3級に合格するために知っておきたいコツ

東京都江戸川区女性限定簿記3級講座を開催しているおおきFP事務所です。

いよいよ本試験!

簿記3級試験合格を勝ち取るために、最後の対策を確認しておきましょう。

不安な点がある方は、下記簿記3級ブログ講義をご活用ください。

 

簿記3級ブログで学べます

簿記3級講義全35回
▶ 第1回 借方貸方のかんたんな覚え方

YouTubeにて簿記の動画配信も行っております。

勘定科目が苦手な方は下記をクリックしてYouTube動画をご利用ください。

 

 

簿記3級試験前日の過ごし方筆記用具、受験票はカバンに入れておきましょう。

簿記3級検定直前!合否を左右する当日の準備はできてる?

 

簿記3級試験の難易度は高い

第158回、第159回の合格率は大変低いものとなりました。

今までであれば、前回の合格率が低かったわけだから、今回の合格率は高くなるかも。

という予想が立てられました。

しかし、新試験に移行してからの合格率の低さは第160回にも見られると予測します。

この理由と難易度が高くなっている検証についてはYouTube配信いたしました。

動画の内容を要約すると、

・新試験では、簿記3級の範囲全般をしっかりとマスターしておく必要がある

・仕訳のスピードと正確性が求められる

ということです。

その結果、問題自体の難易度というより、全体的な難易度が上がったと思います。

簿記3級試験について

日商より新試験に移行してからの簿記検定の内容等一切SNSでの発信を禁じられているため、内容等には触れられません。

そのため、一般的な情報提供にとどまってしまいうのですが、よかったら簿記3級試験にお役立てください。

問題を解く順番

簿記3級試験まであと1週間ですから、端的にお伝えしていきます。

問題を解く順番は1→3→2。

新試験は設問3題で構成されています。

第1問が仕訳15問。

第2問は今までの簿記試験で第2、第4問だった論点。

帳簿の記入や、伝票などで、受験生の苦手論点満載の部分です。

第3問は決算であると推測されます。

配点の多い第1問である程度点数を確保して、第3問で満点に近い点数を確保するのが合格へ近道でしょう。

問題を解く簿記3級60分の時間配分

 

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次に時間配分を決めましょう。

ご自身の得手不得手も加味して設定します。

簿記3級は60分ですね。

ただし、60分を割り振らずに50分で割り振ることをおすすめします。

10分の余裕を持たせておくと、飛ばした問題を後から取り組む時間を持つことができます。

割り振ったら、必ず試験スタートすぐにメモ書きしておくことをおすすめします。

例えば第1問~10:25、第2問~40、第3問~50。という具合です。

試験中はパニくりますから、「あれ?何分までだっけ?」と考えることに時間をとられないようにしておくと安心です。

とにかく点数を拾う

簿記3級の学習中は満点狙うように学習をすることは前提ですが、本試験では点数を拾うことが大事になります。

時間との戦いですから、まずは、配点のある個所を書き漏らさないことです。

特に第3問は仕訳を切った個所に配点されるでしょうから、解答欄に埋めていくときは、その部分を先に行い、後から金額修正のない個所を書き込んでいきます。

次に、点数を捨てることも大切になります。

点数拾えと今言ったばかりでは?と思うでしょうが、あえて点数を捨てることも戦略的に必要となります。

例えば、第3問が精算表の出題だった場合。

当期純利益(または損失)は余裕のある人だけが加点すればいいと思います。

すべて合っていないと正解出ませんから。

同じくP/L、B/S作成の問題。

繰越利益剰余金勘定です。

これも同じく、全てあっていないと正解が導き出せません。

余裕のある人が加点していく部分となるでしょう。

メンタルを保つ

見慣れない問題、一見難しそうな問題が出ても、心を閉ざさないでください。

よく読めば、問題の指示通りに行うだけで正解が出せる問題なども過去実際にありました。

慌てず、焦らずにメンタルを冷静に保って問題を読んでください。

そして、その問題を飛ばすと決めた時に、引きずられるのはやめましょう。

その後に取り組む問題にまでメンタルが影響してパフォーマンスが下がってしまいます。

自分が解けない問題はみんなも解けない。

他の問題で合格点に達すればいい。

そう、割り切ってください。

試験会場ではパニくり解けなかった問題が、帰宅後に解いたら簡単だった。

なんてご報告を何度受けたことか。

今は問題用紙も持ち帰ることはできませんが、落ち着いたら解けてたかも。

これは、大変勿体ないですよね。

 

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今からまだできること

最後に、今からまだできることをお伝えします。

お使いの簿記3級テキストの例題を一気に仕訳してみてください。

1時間もあれば終わると思います。

仕訳スピードの落ちる問題、考えてしまう問題、手の止まる問題。

ありませんか?

スムーズに解けない問題は再度見直してくださいね。

それから、第3問の決算はパターンなので練習すれば満点を狙える問題です。

出題される項目が分かっているのですから、しっかりと抑えておいてください。

第二問に関してはテキストだけだとなかなか難しいかもしれません。

YouTubeに動画配信していますので、よかったら再生リストからご活用ください。

合格できます。大丈夫!

今まで頑張って勉強してきたわけですから、大丈夫です。

簿記3級試験、良い結果を引き寄せられますように!

 

この記事を書いた人

FPおおき
日商簿記検定1級
税理士試験科目合格(簿記論)
簿記3級通信講座講師経験あり