家計簿は手書きで十分。FPが推奨するエクセルなしの家計管理

家計簿は手書きで十分。エクセルなしの家計管理

家計簿歴(もうすぐ)35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

家計簿の選び方は家計簿生活始めの一歩です。

しかし、どの家計簿を使えばいいのか?悩みどころですよね。

そこで、今回は手書きの家計簿について考えてみたいと思います。

家計簿は手書きで十分です

 

家計簿は実を取るか見栄えを取るか

家計簿のつけ方も多様化していますね。

スマホのアプリやPCでエクセル管理、従来の手書きの家計簿。

手書き派がエクセルに移行する理由は、次の通り
(弊所お客様調べ)

・きれい
・グラフが簡単にできて見やすい
・計算しなくてもいい

 

他に面白かったのが、できる人みたいでカッコいいと言うご意見。

エクセル使用するなら手書きと併用

普段PCになれている人はエクセルが使いやすいかもしれませんね。

と、いっても、エクセルオンリーというわけにはいきません。

確かに、エクセルの集計機能は便利です。

というのも、電卓を使い慣れていないと、電卓力がないんです。

何度計算しても、合計値が異なる現象が起きてしまいます。

弊所で拝見する家計簿は、かなりみなさん計算間違いが多いです。

電卓って、会計等の仕事に従事していないと、あまり使わないかもしれませんね。

普段使わないものを使う。

これ、脳にいい刺激をもたらします。

特に電卓は指を使いますから。

こんないいアイテムを放棄して、エクセルに計算を任せてしまうのはもったいないと思いませんか。

便利なアイテムが優れているとは限らない

手書きの家計簿を勧める理由

世の中にある便利な機能って、デメリットも当然あります。

そのデメリットの中でも無意識に行われてしまう交換取引が「人間の能力低下」です。

身近な例でみてみましょう。

エスカレーターという便利な乗り物ができた。

それを利用してから、階段を使わなくなり、体力が低下した。

エスカレーターと階段があれば、意識的に選ばないと楽な方であるエスカレーターを選択してしまいますよね。

その結果、若いうちから健康診断で生活習慣病の指摘を受けるなどのデメリットが生じています。

エクセルに数値を入力して合計を計算させれば済んでしまうので、わざわざ電卓を使う理由が見当たらないかもしれません。

しかし、自らの手を動かして計算することによって、計算力を鍛えることが可能です。

練習・反復によって能力を身に付け、レベルを上げる「学習」の機会をみすみす逃すのは勿体ないかなと思います。

家計簿で脳のスキルアップ

計算スキルが上がれば、手書きのグラフもそんなに大変なものではありません。

家計支出レベルの情報ですから、その量は限られていますよね。

まあ、家計管理を行う上で、グラフは必要ないと考えていますが。

便利と引き換えに、私たち自身を退化させる。

その結果、どのようなことが起きていくのでしょうか。

便利なものは良いものだという流れは、一歩さがって眺めてみるのも良いかもしれません。

家計簿を手書きで行うことにより得られる効果は意外と大きなものではないでしょうか。

手書き家計簿のコツ手書き家計簿の生きた使い方はこちらを参考にしてください。

手書き家計簿の良さはここ!

家計全体を3つに振り分ける
貯蓄が増える人は家計簿記入を固定費・変動費・やりくり費に分類
やりくり費を3つに分ける
家計簿の項目の決め方。基本費目はこの3つ

 

家計管理手法など詳細は拙著【超・家計簿術】を参照ください。

 

※このページは2020年2月に加筆しております