家計管理のコツ クレジットカードを子供にどう教えますか? 

お母さん、こどもにお金のこと教えられますか?

お買い物のルールはレジでピ!

お買い物についてきた子供が、スーパーの売り場で商品を開けて食べている光景は全く見かけなくなりました。

発見されて、お母さんにはたかれている子供の姿はスーパーの日常風景だったような気がします。

ここ最近見かけるのは、子供用のお買い物かごに商品を入れてレジまで運んでいく姿。

「レジでピ。しないと自分のものにならない」と、お母さんの教えから理解しているのでしょう。

※レジでピ=バーコード読み取ってもらってお金払うイメージ

お金の機能「交換機能」

レジでピの子供も、幼稚園くらいになればお金に興味を持ちだします。

レジでピしてお金を払うことの理解ができるようになります。

品物とお金を交換するのだという認識ができてきます。

「買う」ためには、お金と品物を交換しなければなりませんね。

これはお金の持つ役割の一つで、交換機能です。

キャッシュレス社会を生きる子供たち

これからキャッシュレス時代を生きていくことになるであろう今の子供たちに、親からぜひ、伝えておいてほしいことがあります。

お金の持つ役割の一つである「交換機能」のこと。

お金は商品やサービスを交換するツールだということです。

簡単に言えば、手許にお金がなければ、原則としてほかの何かと交換できないのです。

商品もサービスも手に入れることはできない。

しかし、最近では手に入れることができる仕組みがあります。

クレジットカードの利用です。

スマホのゲームで子供が課金システムを使ってしまったというニュースはもう少し古いでしょうか。

ここ最近では、高校生以上のネットでつけでの買い物が問題となっています。

お金がなければ交換できない

日常のサービスや商品は、「交換」であることを原則としておかないと、大やけどを負いかねません。

今現在手許にお金がないのであれば、本来は購入するという行為は成り立ちません。

しかし、それが現在では可能となってしまいます。

クレジットカードなどを利用して将来へ支払いを繰り延べてしまう行為は、まだ得ていない収入を支払い財源とする危険な行為です。

もし、先の収入が予定通り得られなくても支払いは確実に行わなければならないのです。

手許にお金がなくても欲望が勝ってしまえば、いつでも財布はピーピーすることになります。

収入の範囲内で支出をコントロールする

手許にお金がない購買活動が続くと、自転車操業が始まります。

スタートはたいがい少額です。

しかし、繰り返すことによって金額が膨らんでしまう恐れがあるのです。

いったん超えてしまったハードルは、次からは楽に飛び越してしまい、気が付くと自分ではどうにもならない金額になっていたりします。

お金とサービス、商品の交換。

この基本を忘れてしまいがちなのがクレジットカードの使用です。

程よい距離を保った付き合い方を親がまず実践し、それを子供に伝えてほしいと思います。

 

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