赤字家計の家計簿にはこの項目がない!貯め家計にはあって貯まらない家計にはない項目
ママのおこづかいを設定しよう
家計簿歴(もうすぐ)35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。
家計簿のお悩みをたくさんいただきます。
貯金できない理由がさっぱりわかりません
こんなお悩みをお持ちの人の中には、赤字の原因がママ費にあることも珍しくありません。
そこで、今回は、貯め家計にはあって貯まらない家計にはない費目【ママのお小遣い】についてお伝えしていきます。
パパはお小遣い制でも、ママはお小遣いを設定していないケースは多いものです。
しかし、ママの支出は赤字の温床になっている場合が……
家計から必要なつど支出していると、あっという間に膨れ上がってしまいます。
ママの支出も、お小遣い制を導入して支出をセーブしていきましょう。
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赤字の原因はママ関連費
家計簿をつけていない家計は赤字の原因がよくわかっていません。
その中でも、ママ関連費によって赤字家計に陥っているケースは実に少なくありません。
「赤字の原因、私だ!」
と、家計簿をつけて初めて直面される人もいます。
私(ママ)の分の定額のお小遣いは、家計から捻出できない。
そう感じているかもしれませんが、家族の中で唯一お小遣い制でないママの支出は、膨らんでしまう危険をはらんでいます。
ママ費の取り扱いはお小遣い制が最適
お小遣い制を導入せずに生活費に紛れ込んだママ費の問題は、家計簿をつけても解決しません。
自分用の支出は特にお金を使った感もないので、記帳されない恐れがあるからです。
心の会計とでも言いましょうか。
自分用の支出は必要費であり、かつ、そんなに意識していない部分があるのです。
パパのたばこ代は非常にムダ遣いに思えたりするのですが。
と、なると、ママ関連の支出は使途不明金に紛れてしまう恐れが……
手っ取り早く家計を改善するには、ママも定額のお小遣い制に変えてみるのがベストな選択です。
そこで、家計簿の費目にママ費をつくることをおすすめします。
もちろん費目のお名前はママ費、ママお小遣いなど自由で構いません。
ママのお小遣い額を決める
家計簿にママ費という費目を作ったら、次は金額を決めましょう。
問題となるのが、ママのお小遣い額。
なにをお小遣いで賄うのかで金額は変わってきます。
例えば、美容院代、化粧品代、ランチ代、本や趣味の支出など、お小遣いでやりくりする項目をまずは決めましょう。
例えば、お小遣いを1万円に設定してみます。
これで、何を賄いますか?
うーん。
と、考えて、「無理かも」と、答える人もいます。
この時点で定額の小遣いは捻出できないと思っていたけれども、それは勘違いだったことが分かります。
意外と使ってた。
という事実。
人はどうしても自分に甘くなりがちです。
ママ費を抑えていくには、費目を作って家計に紛れ込まないようにし、お小遣いの中でやりくりすることがポイントです。
ママのお小遣いは家計を圧迫してもまずいし、かといって少なすぎると生活費に紛れて同じ事になります。
自分がどのくらい使うのか把握して、ママのお小遣い額は家計でバランスを取ってくださいね。
ポイントは適正なママ費を生活費から切り離すことです。
ママのお小遣い制はお財布を2つもつ
実際にお小遣い制をスタートするときは、お財布を2つにしましょう。
家計用のお財布と、お小遣い用のお財布です。
物理的に分けないと、時間の経過とともに、ごちゃごちゃになってしまいます。
すると、お小遣いが家計に食い込む。
もしくはその逆で、家計がお小遣いに食い込む。
このような事態は避けたいものです。
とはいえ、お財布二つを持ち歩くのは大変ですから、ママのお小遣い用の財布は100均の小さいポーチなどで十分です。
お財布2つは面倒くさい。
と思う人は、お小遣い帳をつけてもいいでしょう。
ご自身のやりやすい方法で管理してもらえればと思います。
また、ママ費に限らず、費目で悩まれている人は講座で学ぶのもオススメです。
下記の家計簿講座では、家計管理の基本を一通り学べます。
費目で悩む時間を無くしたいと思われましたら、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)
新聞雑誌などメディア掲載多数