家計簿に記入する項目は3つでOK!シンプルな記入が貯めるコツ
家計簿で使う費目(やりくり費)は3つでOK
もうすぐ家計簿歴37年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。
家計簿のお悩みをたくさんいただきます。
その中でも費目のお悩みはダントツですね。
家計簿の書き方は真面目な人ほどラビリンス入りしてしまいます。
ある程度いい加減で大丈夫ですよ。
家計簿で使う費目はシンプルな方が実は貯まるというお話を今回はご紹介していきます。
ラビリンスから脱出するべく、最後まで読んでいってください。
また、YouTube動画でも貯まらない人の家計簿の特徴を別角度からお伝えしています。
併せてご活用いただくと、貯め家計の家計簿を作りやすいですよ。
※画像クリックでYouTubeへと移動します。
家計簿で使う費目は悩みの種ですね。
なんせ、家計簿によっても使用している費目はまちまち。
どの支出をどこに入れたらいいのか考えるだけでも大変です。
そこで、やりくり費の管理がぐんと楽になる主要費目3つをご紹介したいと思います。
家計簿の費目の決め方は自由
家計簿初心者さんにとって、使用する費目を決めることはとてもハードルが高いものです。
と、いうのも、わが家の支出傾向がわからなければ、どの様な費目が必要かもわからないからです。
費目というのは、支出の多い似たようなものをひとまとめにまとめるグループです。
例えば
ニンジン、大根、レタス・・・・
と、購入した場合に、これらを全部記入していたら大変です。
そこで、【食費】という費目を使って、まとめるわけです。
例えば、お友達と遊びに行ったときの交通費560円と食事代1,500円と、映画代1,800円を家計簿に書いてみましょう。
あなたならどのように書きますか?
【ケース 1】
▶外食費 1,500円
▶娯楽費 1,800円
【ケース 2】
▶交際費 3,300円
【ケース 3】
上記の3ケースともに家計簿の書き方は間違えではありません。
このケースは他にもたくさんの書き方があります。
家計簿に費目の決まりはない
そもそも、家計簿のつけ方に決まりはありません。
だから、自分でその決まりを自由に作ることができます。
自分で決めて自由に書けばいいのですが、家計簿の費目設定の際に気をつけておきたいことがあります。
それは、いったん費目を決めたら、使い続けるということ。
気分によってころころ変えると訳がわからなくなってしまいますから、注意は必要です。
家計簿の費目例
先の例ですが、私の場合はそもそも私生活でのお出かけは皆無なので、”その他 3,860円” と、記入します。
ちなみに、わが家のやりくり費の費目です。
▶日用品費
▶お酒
▶その他
(その他の中身をメモ書きはしてます)
あまり細かく分けると、面倒くさいし、手間かかるし・・・・・
なので、よく使う項目だけピックアップして、残りはその他で構わないでしょう。
家計簿に慣れたら必要な費目は作れる
家計簿をスタートしても慌てて費目を決める必要はありません。
まずは、やりくり費は食費、日用品費、その他の3つから始めましょう。
家計簿生活を続けるうえで、その他によく出てくる費目は独立して作ればいいのです。
例えば、ガソリン代、レジャー費などといった感じ。
その、”よく出る項目”の判断が前述したように家計簿初心者さんには難しいところです。
これは、家計簿をつけることで初めて把握できるゾーンですから、まずは家計簿生活を3つの費目でシンプルに始めましょう。
繰り返しになりますが、使う費目は次の3つの費目。
▶日用品費
▶その他
費目が3つなら迷わずにサクッと費目分けができる
この3つなら、どの費目に振り分けたらいいのかという迷いも生じにくいですよね。
強いてあげるなら、食費と日用品が混在したときの振り分けでしょうか。
これは、レシートをさっと眺めて、食品の方が多ければ全額食費へ。
日用品の方が多ければ全額日用品費でいいでしょう。
同じくらいなら折半でも構いません。
特にこだわる部分ではありませんから、さらっと分けちゃってください。
家計簿の費目を3つにするメリット
3つの費目に分けることによって、
▶やりくりメインの食費が家計を圧迫している
▶日用品費がかさんでいる
▶その他の支出が多い
など、ざっと見で把握できるようになります。
貯金するためにどこを見直せばいいのかわかりやすいですよね。
ずばり!市販の家計簿の選び方をFPが伝授
このように家計簿に使用する費目に迷われるようでしたら、講座で学ばれるのもオススメです。
下記の家計簿講座では、家計簿の費目を始め家計管理の基本を一通り学べます。
効率よく学んで貯め家計を作りたいと思われる方は、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)
新聞雑誌などメディア掲載多数