個人事業者の家計管理 ママ起業を行うときの家計と経営のルール

個人事業者に多く見受けられるのが、「ごっちゃ」現象。
商売のお金と生活のお金が一緒の財布になってしまい、黒字なのか赤字なのか。
経営状態の把握ができません。
これは、複雑に絡み合ったお金の流れを整理整頓していく作業が必要になります。
しかし、この作業が個人事業者にとっては、とても大きなハードルとなります。
整理できていたら自分でとっくに行っているものだからです。

完成型は、商売のお金と生活のお金は別となります。

このようなイメージだとわかりやすいかもしれません。
八百屋のおじさんが、たばこ買うときにレジの千円札を一枚もって行っちゃう。
家で読んでる新聞の集金がお店に来たので、レジからお金を出して払った。
これは、お店のお金を生活に使ってしまっています。
しかし、日常的に行っているので、ご本人たちにとっては自然な流れなのです。

個人で商売をしていると、生活そのものが商売の一部のようになっていたりします。
このような感覚でいると、商売と生活のお金を分ける意味が分からなくなります。
商売が生活で、生活が商売なのですから。

このような状態でいると、商売の赤字が生活に食い込んでいるのか、
生活の赤字が商売に食い込んでいるのか、さっぱりわかりません。

家計の改善も事業の改善もできないのです。

そこで、まずいの一番に行ってほしいのが、給料を設定することです。
個人事業者であれば、売上げから仕入れ、経費を差し引いた残りが収入です。
(納税資金等の確保も大事ですが、いったんおいておきましょう)
しかし、この計算を行うのは、おおむね、年に一度。
いくら生活に使えるのか普段は気にしていないところでしょう。

商売も家計も黒字で回すことが大事です。
きちんと分離して管理をしましょう。

そのために行うことは、給料を設定することです。
毎月の給料。
その中から、生活に使うお金を出しましょう。

題名がママ起業なので、ママ起業でお話しするのであれば、
家計のお金を商売に流してしまってはいけません。

家計に全く影響のないご自身の貯蓄を利用するのであれば問題ないでしょう。
しかし、子供の教育費の備えがなく、家計赤字も併発しているにもかかわらず、家計の資金をママの商売に使用してしまっている例はかなり多く見受けられます。

商売と家計をきちんと切り離して管理するためには、記帳が必要です。
家計簿と帳簿。
給料でのやりくりは家計簿。
商売の記帳は帳簿。
どちらも入出金を記入するものです。

記帳作業が苦手な方は、弊所にて記帳代行を行っておりますからお問い合わせください。