貯蓄をしたことのない人は、ピザカット方式家計管理を始めましょう

貯蓄をしたことがない。
このような方は、実は珍しくありません。
貯蓄の重要性を理解していないと、そもそも貯蓄しようと思いませんから。

貯蓄とは、現在の収入の一部を将来へ繰り延べることです。
例えば、2年後の私が急に専門学校へ通いたくなったとしましょう。
その時に、貯蓄があれば金銭的には実現が容易になります。
しかし、貯蓄がなければ、借り入れをするしか方法がありません。
不利な選択肢を選ぶことになるのです。

借り入れは、将来へ返済を繰り延べていくことです。
返済が終わるまで、収入から返済分を差し引いた金額が生活費となります。
いくつも返済があれば、それだけ将来の自分の金銭的余裕幅を狭めてしまうことになります。
その状態で、貯蓄を行おうとすれば、さらに資金繰りは厳しいものになるでしょう。

貯蓄をしたことのない人には、ピンとこない話しかもしれません。
家計相談の現場において、なかなか伝えることが難しいと思う部分ですから。

こんな二組の例で考えてみましょう。

同じ年齢で似たような条件のAさん夫妻とBさん夫妻がいたとします。
2019年の今年はかなりの猛暑となっています。
そんなときに、よりによってエアコンが壊れてしまいました。

貯蓄のあるAさん夫妻は、すぐにエアコンを買いに向かいました。
一方、Bさん夫妻は、貯蓄がないためクレジットカードで購入。
毎月貯蓄ができていない収支トントン家計なのに、エアコンローン代の支払いで、さらに支出が増えてしまいました。
家計は苦しくなるばかりです。

Aさん夫妻は値段や型、色、大きさ、など多くの選択肢から好きなエアコンを選ぶことができます。
Bさん夫妻は、ローンの支払いをあまり増やしたくないので、商品選びは値段が大事。
とにかく安いものから選択しようとします。

毎日の生活の中でイレギュラーなことが起こると、貯蓄の有無が大きく選択肢に影響を及ぼします。
貯蓄があって困ることは少ないでしょうが、なくて困ることはあり得ますよね。

貯蓄をしたことがない人は、どのようにすれば貯蓄ができるのか?という疑問をお持ちだと思います。
まず、家計管理の大原則。
収入から先に貯蓄をとり、残りを使うようにしましょう。

収入を貯蓄と支出に割り振るのです。
これは、ピザカット方式家計と呼んでいます。
一般的な家計は支出積み重ね方式です。
必要と思われる支出をつど増やしていき、出来上がった家計。
そのため、支出と収入のバランスが取れていないことがあります。
赤字家計ですよね。

貯蓄をするためには、収入の範囲内でお金を貯蓄と支出に割り振るといいでしょう。