レシートためて家計簿挫折!しない簡単なルール

家計簿初心者はレシートに悩まされる

家計簿歴37年にそろそろなる家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

家計のお悩みをたくさんいただきます。

その中には、

「レシートがたまると家計簿をつけるのが億劫になります」

こんなお声も。


確かに、気持ちはわかりますよね。

しかし、このようなお声は、実は素晴らしいのです。

なぜなら、買い物の都度レシートをもらっている証拠ですから。

そこで、今回は家計簿初心者向けにレシートをもらう意義と貯めてしまった時の対処法をお伝えします。

レシート貼るだけ家計簿を挫折私はレシート貼るだけ家計簿を挫折したことがあります。

2回も!

レシート貼るだけ家計簿で家計管理をFPが挫折した理由

 

レシートがないと家計簿はつけられない

 

 

昨日のお昼は何を食べましたか?

昨日のお昼は何食べたっけ?

一昨日は?

ん?その前は?

最近なかなか思い出せなくなったのは歳のせいでしょうか。

いや、多分皆さんも同じ。

「また、これ?」と、夕飯のメニューを指摘されて、最近作ったっけ??

なんてことは経験ありますよね。

家計のムダをレシートから探さないレシートを見返してムダを探したほうがいいのでは?
と、思った人は、ぜひこちらをどうぞ。
 
お金を貯めるコツは家計簿を見直さないこと

 

人は興味のないことは覚えてないのが普通

記憶力に自信がとてもあると言い切れる人でも、興味の薄いことはあまり覚えていないものです。

特に、家計管理初心者さんはあまりお金に意識が向いていないもの。

言い換えれば、お金に関して興味が薄い。

何にいくら使ったのか意識していませんから、すぐに忘れてしまいます。

そのため、記憶に頼った管理は難しいのです。

家計簿の母である羽仁もと子さんの家計簿にいい言葉が書かれています。

「記録は正確、記憶はあいまい」

これ、本質を言い当てていて、とても好きな言葉です。

私自身も一週間前くらいの支出ってほぼ、思い出せませんから。

これが一カ月ともなれば、完全にお手上げです。

家計簿初心者さん向け
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レシートはお金を使った証拠書類

家計管理で活躍するのは、記憶力よりもレシートです。

毎日家計簿を付けなくても、レシートを取っておけば、支出した金額が後からでも計算できます

家計簿をつけていない人にレシートを集めてもらって支出を計算してみると皆さん驚きます。

「こんなに使っていたのですか」と。

記憶はあいまいなのです。

自分では使っていない気がしていても、実際に確認作業をしてみると結構使っていたなんてことは珍しくありません。

このギャップを埋めることが家計管理においては大切です。

とはいえ、使ったお金をいちいち記憶しておくことは大変ですから、レシートをもらっておきましょう。

後で取り出したとしても、使った金額は分かります。

なんて便利なアイテムなのでしょうか。

そんな優れものアイテムですが、レシートをもらう癖がついていないと、もらい忘れてしまいがちです。

コンビニなどのお店ではレシートを持ち帰る人が少ないようで、レシートくださいと伝えないと、もらえないこともありますよね。

 

レシートをもとに家計簿をつける

レシートがあると使途不明金が減る

家計管理でマズい状態は、何にお金を使っているのかわからないことです。

▶気がつくとお金がない。

▶家計が苦しい。

このような人はレシートをしっかりと貰ってください。

なぜなら、レシートをきちんともらうようになると前述したような記憶の中の使途不明金が減るからです。

▶何となく使って何となくお金がない。

▶そんな使ってないんだけどな……

こんな状態から抜け出すためのアイテムがレシートです。

レシートがあれば、何に使ったっけ?と、思い出す時間を取らなくて済むので家計簿記帳が面倒臭くなくなります

家計簿初心者にとってレシートが面倒くさい原因?

レシートがあると家計簿記帳が面相臭くないと書きました。

ん??

大量のレシートを家計簿に書き写すのが面倒くさいんだけど。

そう思われる人もいるかと思います。

こまめに書き写せばいいけど、あとでやろうとか、まとめてやろうと思っていると、あっという間にレシートは束になります。

束になったレシートを日付順に並べて、費目ごとに書き写すとなれば確かに面倒くさいですよね。

そこで、レシートをためてしまったら、全部まとめて集計してしまいましょう。

家計簿初心者さんは、とりあえず支出の合計額を知ることが大事です。

とはいえ、かなりの期間のレシートがたまってしまった場合はまとめて集計さえも大変です。

このような事態に陥っている場合は、いったんレシートを捨てちゃいましょう。

いつか時間を作ってレシートを整理しようなんて考えていると、ズルズル先延ばしになってしまいます。

そしてその期間のレシートもたまっていきますから、収集不可能になります。

ここは思い切ってリスタートです。

しかし、同じことを繰り返しても前に進めませんから、次は1週間単位で集計してみることをおススメします。

ためたレシートから家計簿を書くコツレシートをためてしまいがちの人の家計簿つけを応援。
まずは、ざっくりで大丈夫です。

たまったレシートを楽に集計して家計簿に書くコツ

 

家計簿に書き写したらレシートは捨ててOK

さて、無事にレシートの支出を家計簿に書き写したという設定で先に進みます。

家計簿の記帳が完了すると、一つ問題が発生します。

いつレシートを捨ててよいのかわからなくなってしまうのです。

レシートの保管はしないそうそう、いつまでも保管してて困ってるという人は、こちらも読んでみてください

家計簿つけた後のレシートの保管方法

 

 

家計簿に記入した後は、レシートは捨てOKです。

保管しておいても特に役には立ちません。

場所を取って邪魔なだけです。

あ、医療費の領収証は、医療費控除で使用するかもしれないので、保管しておいてくださいね。

あと、お振込みとか、何か証拠を残しておきたい領収書は一定期間保管したほうがいいですね。

このような家計簿のお悩みを抱えていましたら、講座で学ばれるのもオススメです。

下記の家計簿講座では、貯金できる家計を作るための家計管理の基本を一通り学べます。

一から学びたいと思われましたらご活用ください。

 

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)
新聞雑誌などメディア掲載多数