お金が貯まらない人はバレンタイン当日にチョコを買う?
お金の貯まる人貯まらない人
家計簿歴35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。
家計簿・家計管理のお悩みをたくさんいただきます。
お金の貯められない人の特徴の一つとして、計画性のなさが挙げられます。
計画性というと面倒くさそうとか大変そうというイメージがありますが、そんなたいそうなものではありません。
ちょっとしたコツを実際に行っているか否かの違いだけです。
今回はイベントデータをもとに、貯金できないを脱出する計画性を考えていきましょう。
バレンタインも様変わり
2019年2月14日。
本日はバレンタインデーです。
最近は、友チョコから自分チョコが流行らしいですが、それでも購入することに変化はないようです。
昨日も、ゴディバの前は行列ができていました。
お金の貯まらない人がチョコを買うのは当日が多い?
さて、バレンタインデーのチョコですが、いつ購入していますか?
データ(総務省統計局 家計調査)によると、バレンタイン当日がチョコの売り上げ最多日となっています。
当日に購入する人が多いようですね。
ここで、ちょっと、他のデータも確認したいと思います。
カーネーションは当日に購入
母の日のカーネーション。
これ、いつの購入が多いと思いますか。
お花ですからね。
あまり前から準備はできませんが、とはいえ、母の日当日が一番多くなっています(総務省統計局 家計調査)。
どうでしょう?
母の日の当日にカーネーションを購入していますか?
おもちは12月30日が最多
もう一つデータ(総務省統計局 家計調査)をみてみましょう。
今度はおもちです。
おもちの購入はいつが一番多いと思いますか。
今までのデータ紹介の流れでくれば、大みそかとなるでしょうね。
正月に食べるおもちとはいえ、当日である元旦は買い物しないでしょうし。
12月31日の大晦日にお持ちの購入が多くなりそうですが、実は大晦日ではありません。
おもちは、12月30日が最多となっています。
理由は明確になっていませんが、日本人的にお飾りにするおもちは一夜飾りを嫌うからではないかと言われています。
それで、30日。
イベント直前に動く傾向
こうしてデータで見てみると、みなさんイベントの直前で動く傾向がありますよね。
イベント直前って込み合うから、並ぶしゆっくりと選べないし。
既に売り切れも出てたりして、品数が少ないこともあるし。
そういうデメリットは避けるのかと思うのですが、データによればそうではありませんね。
逆にイベント当日の購入が一番多いのです。
・持ち歩く手間
・保管場所
・日持ち
など、それぞれ当日購入の理由はあるでしょう。
それらの事情は、品数が少ない、混雑などの当日購入のデメリットを上回るようですね。
余裕をもって行動すると家計は楽になる
家計管理に携わっていると、お金の貯まりにくい人の思考にパターンがあるように思えてきます。
そのパターンの一つが、物事に対して直前に対応する傾向です。
支払い期限が迫ってようやくその支出を認識するケースは多く見受けられます。
突然すぐに支払わなければならない支出が発生して、支払いの財源に頭を悩ませます。
例えば、車検や賃貸住宅の更新料は2年ごとですから準備期間は十分あります。
その期間に準備してけば次回は楽だろうと思うのですが、支払を終えたらほっとして忘れてしまうのです。
次の支払いは二年後という遠い遠い未来のことなので、そのうち準備すればいいやと思うのかもしれません。
そして、遠かった未来の二年後があっという間にやってきて、また直前に慌てます。
このようななパターンの人は、なかなかお金が貯まりません。
家計に計画を取り入れる
直前で支出を認識して慌てるパターンを脱出するために、次のことを意識してみてはいかがでしょうか。
いつ
なにがある
だから、
いつまでに
なにをする
ようは、計画ですね。
生活の中に意識して取り入れて、お金に追い回されないようにしたいものですね。