貯金ゼロ家計は危険。脱出するための

貯金なし家計を、2019年は脱出しましょう

貯金がない

貯金無い

といっても、いくらかはあるでしょ?

みんな口々に貯金ないよ~なんていうけど、全然ないってことは、まず、ないよね。

100万円くらいはあるんじゃないの?

そう思う人は、まだ甘い。

本当にない人います。

ゼロ。

貯金ゼロはリスクがいっぱい

収入にかかわらず、高所得者層でも貯金ゼロ家計は実在します。

月の収入が万が一何らかの理由で止まったら、即アウト。

借入がある家計もありますしね。

しかしね、このような家計でもなかなか切迫した危機感を持っていないケースもあり、そこが問題です。

マズイ。

そう思えば何らかの改善行動に移すのでしょうが、思わないから、動かない。

なんで、心底マズイ、ヤバいと思わないのか?

これはね、なんとなく家計がまわっているからなんです。

危機を感じないと人は行動を変えない

今日の朝ご飯に食べるものがない。

飲む水もない。

こういう状態にならなければ、ヤバさを感じない。

ここに、家計改善の大きな問題があるんです。

本人に危機感がないわけですから。

なんとなく、頭のどこかで、どうにかなるかも。と、思ってしまっています。

今日明日をしのいで、なんとなくどうにか家計がまわっても、先の貯金はない。

しかも、家計運営の条件が一つでも変われば、一気に回らなくなる可能性が高い。

こんな重症患者さん。

痛みがないから早期発見がなかなかできない。

貯金は必要です

少なくとも、将来のための貯金ができていて、最低限の貯金を確保していること。

たとえば、離職や転職などのリスクカバーに、半年分程度の貯金を持っておくことです。

災害時にも生活再建に必要になりますよね。

手取り収入が25万円であれば、6カ月分は150万円。

病気になった時用の備えも欲しいところです。

50万円程度は確保しておくと安心ですよね。

これらを合計すると200万円。

もちろん、将来のイベント資金とは別途のお金です。

現在この金額(手取り25万円とした場合の目安)がなければ、早急に家計を改善しておきましょう。

予期せぬ出費の連続で貯金ができない!その理由は……

なんとかなる。

は、いざ、予想していなかった事態が起こると何ともならないのです。

この予想していなかった事態が多いのが貯金のない家計の特徴。

貯金のある家計は、予期せぬ出来事が少ないんです。

この違いは、生活設計の有無にかかわってきます。

貯金のない家計は、支払期日が目前に迫ると、ようやくその支払いがあったことを認識します。

忘れていただけなのですが、予期せぬ事態として、金策に頭を悩ませることになります。

多い事例では、車検、賃貸住宅の更新料などですね。

驚く事例では、子供の各学校への入学資金。

子供が生まれたときから、そのお金が必要になることがわかっていたよね。

しかし、用意していないから、直前になって慌てるわけです。

このように、貯金ゼロ家計は、生活設計がないという特徴があります。

貯金家計へ変身するためには、ここをクリアしていきましょう。

少なくとも、直近10年程度に起る支払いは予想しておきたいところです。

すぐにお金が貯まるわけじゃないですからね。

貯金ゼロはマズイ

貯金ゼロはマズイ。

ここをしっかりと肚落ちさせて、生活設計の作成に取り組んでもらえたらと思います。

2019年は貯め家計に変身させていきましょう。

そのために行うのは、節約ではなく、ピザカット方式による家計の設計です