赤字家計の危険は赤字状態に慣れてしまうことです。家計管理で早期家計改善必須

赤字家計の危険は赤字状態に慣れてしまうことです

家計簿歴35年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

年収600万円以上世帯の赤字家計改善が主な相談業務です。

え?

年収600万円以上世帯でも家計は赤字?と驚かれますでしょうか。

赤字になる家計の特徴として、年収はさほど関係がありません。

家計を管理していくのに大事なスキルは支出力です。

今回は、赤字家計脱出のためには何が必要か考えていきましょう。

 

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慣れ。

これ、いい方にも悪い方にも起こります。

まず、家の中を見渡してみてください。

本当に見てください。

入居したときとどう異なりますでしょうか?

 

 

毎月赤字の状態に慣れると疑問に思わない恐ろしさ

キッチン周りの壁に調理シミついていても、毎日見ていると気にならなくなってしまいますよね。

人の家に行くと小さな汚れさえも目につくのに、わが家の汚れ個所は放置。

そんな経験ありませんか。

わが家のお風呂のカビは大丈夫でも、よその家のカビは「うわっ」と感じませんか。

わが家の風景には見慣れちゃう。

慣れちゃう。

それがいつも目にする自然な状態であるため、特に気にならなくなります。

赤字家計も慣れると違和感を感じない

赤字家計も同じく、毎月赤字状態が続くと違和感を感じなくなってしまいます。

毎月お金がない状態。

すると、収入の範囲内でやりくろうとするのではなく「そもそも収入が足りないよね」に、落ち着いてしまいます。

この収入で何とかするのって無理だという結論を導き出します。

毎月家計が赤字なのはしょうがないよね。

こんな感じです。

毎月お金が足りない状態が繰り返されますから、家計が赤字であることに慣れてしまうのです。

慣れてしまうと、赤字家計はマズイと感じなくなる最もマズイ状態へ突入してしまいます。

貯蓄のない状態が長いと貯蓄がゼロでも疑問に思わなくなる

弊所の相談者さんに貯蓄のない理由を聞くと、「貯蓄するって考えたことなかった」と言われることがあります。

貯蓄しない生活に慣れてしまっているのです。

「特に貯蓄なくて今現在不便ないけど、貯蓄する必要ってなに?」と貯蓄なしの習慣が身についてしまっています。

人間の脳みそって、生命を維持するために省エネモードなのだそうです。

そのため、習慣は省エネモードに適しています。

習慣、ルーティン。

これらは、脳みその負担が軽いんですよね。

習慣になった行動はとくに意識的に考えなくても行えます。

習慣は考える手間を省く

歯磨き習慣のできている人が、わざわざ、歯を磨くのにいろいろ手順を考えませんよね。

歯ブラシを水でぬらして歯磨き粉を少量歯ブラシに付ける。

いや、歯ブラシに歯磨き粉を付けてから水にぬらそうか。

上の歯から磨くのと下の歯からではどちらが正しい磨き方なのだろう。

など、もろもろいちいち考えて行動することはないでしょう。

めんどくさいですよね。

習慣化された行動を、改めて考えてみることって、なかなか行いません。

省エネモードの脳みそがしんどいですから。

そのため、赤字が習慣化している家計は大変まずいといえます。

赤字家計である状態、貯蓄のない状態を改善しようと思いません

良い習慣に変えよう

改善しようと思わなければ、ずっと赤字のまま。

それが通常のこと。

空が青いのも通常のこと。

背が低い(高い)のも通常のこと。

そこに疑問を感じますでしょうか?

忙しい毎日の中で、モノをじっくりと考える時間は少ないわけです。

その中で、わざわざ通常の減少を再検討する人は極めて低いといえるでしょう。

疑問を持たなくなる前に改善しましょう

赤字を習慣化しちゃだめです。

その前に、改善しましょう。

わが家は赤字家計だから、何とかしたいな。

そう思っているうちに動いてほしいのです。

赤字家計を放っておく怖さ。

習慣化により改善しようとしなくなることです。