卒業式・入学シーズン。気になるのは・・・教育費
卒業式・入学シーズン。気になるのは・・・教育費
マニュアル通りにいかない子育て
卒業及びご入学
おめでとうございます。
しっかし、子育てって、本当に大変ですね。
まあ、生まれたときから育児書通りに進まないのが子育て。
100人いたら100通りですよね。
とはいえ、やはり手に取ってしまうのが育児書。
こういう場合は?
答えを求めて読んでしまいますね。
教育費もマニュアル通りにはいかない
教育費もそんな感じです。
教育費ってお化けみたいなもので、会ってみないといくらかかるのかわからない部分があります。
・部活にたくさんお金がかかった
・公立高校に進学を考えていたら私立になった。
・大学資金は用意していたものの、浪人するとは思わなかった
何となくは想定してきたつもりでも、思いかけない出来事が発生することがあります。
だからこそ、見えるかしてあらかじめ想定することが大事なんです。
教育費はわが家をベースに考える
データー見てもよく分からない。
これはね、日々の相談業務でも感じることです。
人それぞれなんです。
だから、わが家の教育費を考えて準備していくことが大切。
って、これで、完結したらじゃあどうすればいいの?と、悶々としちゃうでしょう。
簡単に、考えていくポイントをお伝えしますね。
教育費の定義を明確にしよう
教育費といっても、漠然としてよくわかりません。
そこで、教育費の定義を大学資金とします。
大学へ実際に支払う金額としましょう。
受験料と入学金、授業料です。
教育費を大学資金と定義するなら、準備していくお金はもちろん大学資金です。
大学の授業料はインターネットで拾えますから、見てみるといいでしょう。
学校、学部によって少し違いはありますので、多めに予定しておきましょう。
私立、理系を参考にするといいでしょうね。
大学授業料以外にかかるお金も準備が必要
大学の受験料は、少し多めに見積もります。
というのもね、受験料を想定してなくて、受験校を減らしたというケースがあります。
受験した結果を見ながら受験校を追加するケースもあります。
そんな時に、対応できるようにしておきたいところです。
受験料もインターネットで拾えますから、見てみてください。
学校が同じでも学部や学科別とか、いろいろです。
ちなみにわが家では、受験料は30万円程度だったと記憶しています。
抑え校の入学金も必要
大学受験をするのであれば、抑え校の入学金が必要となるケースがほとんどでしょう。
これは入学しなくても返還されません。
大学資金を準備していくのに大きな武器は時間です。
例えば、400万円をいきなり準備しろと言ってもおろおろするだけですが、18年という長い時間を味方にできれば毎月2万円貯金していけば確保できます。
貯金における最大の武器は、時間です。
子供が小さいうちからコツコツと蓄えてください。
それができない家計状態なら、家計改善をおすすめします。
高校までのお金は毎月の家計で賄っていく
さて、教育費は大学資金と定義しましたが、では、高校までのお金は?と、疑問が生じることでしょう。
高校生までにかかる費用は毎月の収入で賄うことが原則です。
ここ江戸川区では、公立の小中学校への家計補助がありますので、一定の所得以下の家庭は学校納入金の負担がほぼありません。
※詳しくは江戸川区HPにてご確認ください。
都内ですと、公立高校は授業料無償化、私立高校は年収制限がありますが一定の補助があります。
※2018年現在です。詳しくは東京都のHPや私学HPを参照ください
高校生までのコストは毎月の家計で賄っていく。
この大原則を守れば、焦点は大学費用だけで済みます。
確実に必要になるお金だけに、貯蓄計画は早めにスタートしましょう
現在の子供の年齢にかかわらず、貯金できない家計は早急に家計に見直しをしたほうがいいでしょう。
さらに、家計を見直す場合は、子供が小学生であれば余裕幅を持たせておくことです。
これは、中学高校と学年が上がった時に起る支出増に備えておくためです。
このような対応をしておかないと、高校時にお金が足りなくなり、大学資金を取り崩して塾代に充てたりしてしまいます。
笑顔でおめでとうの日を迎えるために、できることを今からやっておきましょう。