そろそろ節約に疲れてきませんか

そろそろ節約に疲れてきませんか

節約でいくら家計に余裕ができますか?

節約していますか?

「贅沢してやるぞ!破産してやるぞ!」なんて鼻息荒く無駄遣いに熱中している人はまれですよね。
ほとんどの人が、何かしら節約意識は持って生活しているのではないでしょうか。

人気の高さを裏付けるように、女性雑誌などでは定期的に節約特集が組まれています。
表紙に「節約」の文字があると目が留まるのも事実です。

家計が苦しい。
貯金がしたい。
そんな思いから節約しようと思うのでしょうが、節約するとどのくらい家計負担が減るのでしょうか。

闇雲な節約では疲れるばかり

節約しているという人に聞くと、いくら節約すればいいのか把握しているケースはまれです。
月の生活費が赤字にならないようにという基準で、やみくもに行っているというのが正直なところでしょう。
大命題は、手許でやりくりするお金が次の給料日まで足りるようにというところです。

足りなければもちろん赤字です。

さて、結論から言いましょう。

節約は最終手段です。もしくは、家計管理の一環として行うものです。
家計を把握せずに、手許現金の節約を行ってもほとんど効果はうまないでしょう。

だからこそ、いつまでも節約がスポットライトを浴びているのです。
Aがダメなら、B、それでもだめならC。
そんな節約ラビリンス。
脱出しませんか?

効果のある節約なら続投、なければすっぱりとやめる

効果があればOKです。
しかし、効果がない、もしくは、疲れた。
と思うようであれば、頭を切り替えましょう。

そもそも、手許でやりくりしているその金額が、生活していくうえで現実的な金額ですか。
ここをしっかりと把握しないとなりません。

なぜなら、どんなに頑張っても食費等のやりくり費に月10万円かかる家庭なのに、家賃などもろもろ支払うと7万円しか残らない。
こんなケースではいくら節約しても、家計は楽になりません。

毎月3万円節約して浮かすとなると、大変な努力が必要になります。
一生懸命節約しても追い付かない。
そんな人は、手許のやりくり費が現実的な金額ではないのかもしれません。

家計の適正配分を行うことが先決

まずは、家計収支を把握して、手許でやりくるために必要なわが家の現実的な金額を算出しましょう。

行き当たりばったりの毎月をしのぐやりくりから、家計管理へ移行すると、無意味な節約の苦しさから解放されます。
給料日の朝にATMへいち早く並ばなくても良くなりますよ。