家計簿Q&A20 給料天引きの財形や保険料はどこに書く?

給料から財形貯蓄や生命保険料などが控除されて、その残額が口座に入金される場合のご質問を受けます。

ようは、手取り額を収入として記帳するのか。

それとも、総額で家計簿に記帳して、天引き分も支出項目で記帳するのかどうかということです。

財形とは何か?

まず、財形とはなにか?

からご説明しましょう。

財形貯蓄とは、資産形成するために、会社に協力してもらって行う貯金のことです。
※ご自身の勤める会社に財形制度があるかどうかは、ご確認ください。

財形貯蓄は、一般財形貯蓄、財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄の3つがあります。

メリットは、一定の金額まで非課税(一般財形貯蓄を除く)を受けられることです。

家計管理が苦手な人にとっては、あらかじめ給料天引きで貯金ができる制度として、利用価値は高いでしょう。

会社によっては財形利用者に別途特典を用意しているところもありますね。

天引き分の家計簿記帳はどうするのか?

では、天引きされた財形貯蓄の金額を家計簿のどこに書くのか。という話しに戻りましょう。

毎月一定額を天引きされるわけですから、特に記入しなくてもいいでしょう。

メモ程度で、どこかに毎月の財形額を書いておきましょう。

メモしておかないと、財形を行っているこそさえ忘れてしまう人もいるからです。

財形を行っていることをすっかりと忘れて、手取りが少なくなんか家計が苦しいと相談に来られるケースがあります。


財形が家計を圧迫

すっかり忘れていた財形が過度な貯蓄額であり、家計を圧迫していたという人は実は少なくありません。

毎月振り込まれる金額しか意識しないので、給料総額を忘れてしまうのです。

その結果、財形を行っていること自体も。

まあ、だからこそ、給料天引きは貯蓄に向くわけですけど。

ただ、家計が苦しいからと貯蓄を取り崩していては、財形を先取り貯金している意味がなくなってしまいます。

財形の残高は把握しておく

財形していること自体忘れてしまうと書きました。

これは、メリットとデメリットがありますね。

メリットは貯まる。

デメリットは、財形の貯蓄額が適正でない場合は家計が圧迫されるということ。

家計の条件は常に一定ではありません。

子供がいる世帯であれば、年を追うごとに支出が増えていきます。

刻々と変化していく家計に対応していくためには、貯蓄残高や見通しを知っておくといいでしょう。

家計の見直しをするときに、とても役に立ちます。

財形の家計簿での取り扱いは下記も参考になさってください。
家計簿に書く収入は手取り額で書く理由