ママ起業と家計のバランスに必要な家計簿とキャッシュフロー

ママ起業と家計のバランス

ママ起業ブームだけれども

ママ起業ブーム。

おうち起業支援家さんもたくさん現れています。

起業しようと思う。

そんなお声をチョイチョイいただきます。

その度にお伝えすることがあります。

今回はそのお話をご紹介しましょう。

家計と起業の関係

弊所では、個人事業者の簡単な経営アドバイスも行なっています。

個人事業者だと、どうしても事業と家計がリンクしてしまうので、触れずに家計を整理できないからです。

ただ、今日のお話は世帯主さんではなく、ママさんの起業。

家計が苦しいと収入を増やすために仕事をしようと考えます。

そこで、このような質問をいただきます。

「収入が必要なので、起業しようかと思います」

「起業とパートでは、どちらがオススメですか?」

答えは家計簿の中にある

起業かパートの選択をするために、考えなければならないのは、一つです。

「家計」

ママの収入がゼロでも家計になんら支障が無ければ、起業へGOでも構わないでしょう。

この場合の家計に支障がないとは、今だけではなく将来においてもです。

子供がいる場合は支出が増加する時期も乗り越えられて、さらに老後資金も確保できる算段があれば。という意味です。

このようなケースでは、家計に一切手をつけない条件であれば問題ないでしょう。

要は、ママの収入をあてにしなくても家計にとって一切の影響がない状態であればということです。


勘定と感情を分ける

相談を受けていて感じるのは、家計を冷静に見ている人は少ないようです。

「今何が家計に必要なのか?」

そもそも、なんのために働こうと思ったのか?

そこが不明確になってしまう傾向がみられます。

家計が苦しくて家計にお金を入れる必要があるなら、選択はパートもしくはフルタイムです。

起業するな。と、言っているわけではありません。

起業のタイミングでは無いのです。

なぜなら、起業して家計に必要な収入が得られるのはいつですか?

家計はその間、もちますか?

家計簿とキャッシュフローで冷静に判断しましょう

ママが起業して収入を得られず、子供は全額奨学金を借りて大学へ進学。

このような事態になっては、本末転倒かと思います。

あり得ないと思うでしょうか。

私が手掛けるご相談では一番多いケースです。

一度起業してしまうと、収入がないにもかかわらずなかなかやめる決断ができません。

そのため、起業しようかな?と、頭をかすめたら、「家計」の棚卸をきちんとして、せめてCFを作って簡単でも確認してください。

今の家計と将来の家計にとって必要なお金がきちんと確保されるかどうかです。

この時に大事な判断基準があります。

甘い見積もりをしないことです。

こんなはずじゃなかった

ママ起業されている人の中には、借り入れがある人もいます。

百万円単位で借り入れているのですが、借り入れ当初から収支予測やそれに伴う返済計画がありません。

なんとなく、やっていけそう。

そんな根拠のない見積もりでスタートして、借入返済が負担になり「こんなはずじゃなかった」とおっしゃる人は少なくありません。

もともと家計が苦しくて収入の足しにするために起業していますから、借入返済まで家計から捻出することは難しい状況です。

しわ寄せは必ず家計に現れます。

起業への甘い誘い文句に心奪われることなく、スタートする前にきちんと計画を立てて冷静に判断することをお勧めします。