家計簿Q&A29 赤字でも家計簿はつけるべきですか?

家計簿を見るのが怖い……
だから、家計簿をつけたくありません。

お気持ち、わかります。
しかし、一度わが家の状態をしっかりと把握しないと赤字改善への対策が立てられません。

二者選択。
あなたはどちらを選択しますか。

家計簿をつけづにいつまでも辛いお金との関係を続ける。
家計簿をつけて、家計を把握、改善して楽しい生活を送る。

赤字家計に多い家計簿恐怖症

黒字でお金が貯まっていくような家計記入であれば、楽しく続けられそうです。
しかし、その逆は辛そうですよね。

現実を知ることが怖い。
出来れば見たくない。

人の心としては、ごく自然かもしれません。

家計簿をつけると事実を知ることになるので、つい腰が引けるという人もいます。

そんな気持ちを抱えて、家計簿にトライするわけです。
なるべく挫折しないように家計の情報を収集しましょう。

収支が分からないように続ける

家計簿記帳によって知りたい情報は支出額です。

赤字の原因究明も大事なのですが、その前に行わなければならないのが、赤字額の把握。

そのため、一カ月のゴールまで書き続けてほしいのです。
とはいえ、赤字家計にとって挫折しやすい家計簿もあります。

使用する家計簿には注意が必要です。

家計簿は慎重に選ぶ

どのようなタイプの家計簿を選んではいけないのかというと、毎週残高を記入するタイプです。

赤字家計の特徴として、だいたい3週目あたりから赤字になってきます。
すると、書きたくなくなってしまうのです。

そりゃそうだって思いますけどね。

書けば書くほどお金が足りない事実を突きつけられたら、いやになります。

ですが、知りたいのは黒字か赤字のジャッジではありません。
毎月の赤字額。

書き続けてもらうために、赤字だと目に見えて突き付けられないような記入が大事になります。


赤字家計こそ家計簿が大事

繰り返しになりますが、まずは月単位での赤字額を知ることが大事です。

そのためには、家計簿をつけるしか方法は見当たりません。

いくら使ったのか?
それを把握しましょう。

手許でコントロールするやりくり費の費目は3つからスタートで構いません。
食費、日用品費、その他。
レシートも適当な枚数が貯まったら費目ごとに合計して記入してもOKです。

赤字額を知ること

赤字家計のほとんどは、ご自身の赤字額を正確に知りません

これが大問題。
そのため、まずは、赤字額を知ることです。

頭の中でぼんやりとこれくらいかな。というイメージ額ではだめです。
限りなく100%に近い確率で、実際の赤字額はそのイメージ額を超えています。

簡単記入でいいので、家計簿を一カ月つけてみるといいでしょう。

赤字家計を脱出するためには、3つの費目で記帳する

家計簿を挫折する原因として、赤字額が分かるとテンション下がるということを書きました。
もう一つ、面倒くさいというのも大きいでしょう。

家計簿は面倒くさい。

こんなイメージが根強くあります。
しかし、実は、面倒くさくない記帳で目的を達することは可能なのです。

目的は、赤字家計を何とかすることですよね。
何とかって、まあ、黒字にするのがいいのですが、まずはトントンくらい。
プラマイゼロにする。

そのために家計簿を利用するのであれば、やりくり費の記帳は3つの費目だけでOKです。

・食費
・日用品費
・その他

詳細な記帳は不要

具体的な記帳方法ですが、食費であれば、金額。
これだけでOKです。

レシートが複数あれば合算で構いません。
楽ちんでしょ?

日用品費には生活用品の金額を記入してください。

その他に、交通費、交際費など、食費や日用品費以外のものを記入しましょう。
その他の項目の支出は、金額だけではなく、交通費など支出内容が分かるように記入しておくといいでしょう。

3つの費目で書き込める家計簿の見本を載せておきます。
これは、弊所で実際に使用しているものです。
2014年に連載していた朝日新聞家計ボーエイ隊に提供したものと同じです。

これだけ簡単な作業で赤字家計を脱出できますから、まずは記帳を始めてみてください。
そして、赤字額を把握しましょう。