猛暑でも電気代を心配しなくていい光熱費の設計

「クーラー代が高いから、食費削らなきゃ!」
こんな声があちこちから聞こえてきそうな暑い夏です。

2019年夏。
今年は、かなり暑いですね。
先日は、事務所近くの外部設置の温度計が37度を表示していました。
体温であれば、微熱状態でしょうか。

クーラーが苦手で、例年その冷気を避けている私でも、クーラーなしでは過ごしにくい毎日です。

このような状態が続くと、気になるのがやはり電気代。
特に光熱費の節約をしているようなご家庭では、負担感が大きくなりそうです。

光熱費の問題は、季節変動があるということです。
夏であれば、一般的には電気代が増加し、ガス代が減ります。
最近の電気製品事情であれば、冬は両方が増加でしょうか。

増加した光熱費が家計に直撃するような管理は、心の平和を乱します。
できれば避けたいところです。

光熱費が問題となるのは、収入から諸支出を差し引いて、残額を手許でやりくる費用としている場合です。
諸々差し引いた残額で、食費などの日常生活に必要なお金を賄うからです。
光熱費が増加すれば、それだけ手許に残るお金は少なくなります。

多くの家計では、このような方法で毎月やりくりしているのではないでしょうか。
と、いうのも、市販の家計簿を使用すると、自然とそうなります。

しかし、クーラーを使用するたびに、イライラするのは精神状態にいい影響は与えません。
そこで、一年を通して心穏やかに家計管理ができるように少し工夫をしてみましょう。

光熱費の増減で食費カットの負担が生じないように家計を設計します。
結論を一言でご紹介すると、
光熱費を予算化して固定費と同様に計上するのです。

手順は簡単です。

昨年度の光熱費を洗い出してください。
12カ月分を足して、12で割れば月の平均が出ます。
この平均額を毎月の光熱費予算額とします。

平均なので当然ですが、実際の金額と比べると、多い月と少ない月が生じます。
この差額は口座内にそのままにしておきましょう。
口座内に残っている差額がいくら生じているのか不安であれば、差額を記帳しておくといいでしょう。
私の提供している家計簿では、この一行が加えてあります。

昨年度ベースで実際値を使用して予算計上しているので、今年度の実際値とそう大きく異ならないと思います。
とはいえ、心配でしたら少し多めに設定してください。

来年の夏の気候を予測しながら設計するのも楽しいですね。

光熱費は節約がクローズアップされる費目ですが、節約だけでコントロールしようとすれば心が疲れます。
できるだけ、戦略的に家計を効率化して運営していきたいところです。

変動費の予算化については、拙著【超・家計簿術】をご参考になさってください。