贅沢していないのに貯まらない病から抜け出すのは、ピザカット方式家計が最適

贅沢していないのに家計は苦しい。
このようなお悩みは大変多いものです。

弊所の相談において、みなさんが口をそろえたようにおっしゃるのが、これ。
「洋服だって、全部ユニクロなんですよ」

どうやら、ユニクロは節約の代名詞になっている様子。
まあ、ユニクロ云々は置いておくとして、節約しているオーラを全身で放っている方の生活は、本当に贅沢ではないのでしょうか。

贅沢とは、そもそもどういうことを指すのでしょう。
贅沢を検索すると、次のように書かれていました。

必要な程度を超えて、物事に金銭や物などを使うこと。
限度やふさわしい程度を超えること。
豪華であること、高級なさま。

私たちが普段持っている【贅沢】という言葉のイメージはこのような感じでしょうね。
と、いうことは、
少しでも支出コストを抑えているから、贅沢はしていない。
こんな感覚でいるのかなと推測します。

次に家計においての贅沢を考えてみましょう。
もちろん、前述の贅沢の定義と相違ないのですが、それだけではないことは明白です。
と、いうのも、贅沢していないのに家計は苦しいという現状を抱えているからです。

贅沢をしていなければ家計は苦しくない。
こうでなければおかしいのです。

では、どこで両者に食い違いが生じてしまっているのでしょうか。

この答えは実は、簡単に導き出せます。
現状の家計をピザカット方式に変えればいいのです。

どういうことかというと、ほとんどの家計は支出積み重ね方式です。
住居費をベースに支出をどんどん追加してできた家計。
支出を集めて、収入と比べてお金が足りないから何か節約しよう。
このような形です。

これをピザカット方式に変えるとこうなります。
収入の範囲で将来の貯蓄も含めた支出を振り分けます。
現状赤字家計であれば、振り分けられなくなるでしょう。
お金(収入)が足りないのですから。
その時点で、現在の生活が収入に比して贅沢であると気が付きます。

どんなに毎日の生活で節約していようとも、収入以上の支出があれば家計は赤字です。
その赤字分をまだまだ節約で凌ごうとしても無理があります。
だから、節約しても家計は苦しいし、贅沢していないのに家計が回らないという状態になるのです。

収入の範囲内で収まらない支出は身の丈以上の生活水準になっています。
一度、家計を整理して、収入の範囲で支出を割り振ってみるといいでしょう。
その時に、割り振れない金額が幾らあるのかも確認しておくといいですね。