お金が貯まらない人はビニール傘をよく買うは本当か

お金が貯まらない人はビニール傘をよく買う?

家計簿歴35になった家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)おおきです。

ビニール傘を買う人はお金が貯まらないといわれますよね。

そこで今回は、ビニール傘を買うことは本当にムダなのかを考えていきたいと思います。

家計のムダってなんだろうビニール傘は家計のムダ

 

ビニール傘はムダ遣いだから貯まらない

節約記事を読んでいると、こんな記載見かけますよね。

ビニール傘をよく買う人はお金が貯まらない人

まあ、ドキッとしますよ。

私の事務所にはビニール傘が何本も貯まっていますから。

ああ、ご来所時は急な雨でもご心配なく。

返還不要でお貸しできるほど本数ありますから。

急な雨にパクられました

ビニール傘。

100円から数千円までいまはお値段もバラエティに富んでますね。

500円も出せば、ワンタッチでかわいい柄のビニール傘がゲットできます。

前にお客さんが置いて行った黒の柄入りビニール傘。

かわいかったんだけど、郵便局の傘立てに置いたら数十秒で無くなり残念な思いをしました。

急な雨でしたからね。

どなたか持って行っちゃたんですよね。

って、、、、軽い気持ちでも、その行為は窃盗ですからね。

パクリ傘。

お気を付けくださいね。

突然の雨は頻度が多いか?

さて、本題。

節約的には、ビニールはムダ買いに分類されることが多いわけです。

まあ、そうでしょうね。

何本も家に傘いらないもの。

そりゃ、ムダ

とはいえね、出先で急に雨に降られることって、年に何回ある???

天気予報がピーカンだったのに、いきなり雨降ってきた。

そんなシチュエーションかな。

急に降られて、買わなければならない。

そんな時は、もちろん、あるよ。

ある、ある。

本当のムダは家計を管理しないこと

実は、ビニール傘を買ったばかり

実は先日、ビニール傘を買った。

行政書士会館へ向かうとき。

徒歩15分くらいの道のりで本降り。

書類あるし、濡れたくはない。

コンビニに飛び込んで迷わずビニール傘を購入

「すぐ使います」と店員さんに伝えると、傘についてるタグとかビニールを取ってくれるよね。

店員さんも慣れてます。

と、いうことは、買う人多いんだろうね。

まあ、この日は夕方から雨の予報だったんだよね。

折り畳み持っていくべきだった……

計画性のなさが露呈しているわけだけど

怪しい時は、持参する。

これは行いたいところだよね。

折り畳みの傘も、500円くらいであるしね。

1本買っとくといいよね。

リスクに対する備えは計画性の有無が関係してる。

計画性のなさを振り返る

その計画性のなさで年間に何本ビニール傘を購入しているのか?

ここなんだけど、多くて5本くらいかな。

年間2,500円。

1月あたりの換算では200円くらいだよね。

ビニール傘はためらわずに買う

想定外の雨に濡れて、不快な思い、荷物ぐしゃぐしゃ、風邪ひくなどを体験するのであれば、購入しても問題ない金額だと私は思う。

むしろ、購入したほうが、時間効率はいいよね。

帰宅後は濡れた服や靴、バッグなどの手入れしたりしなきゃならないんだから。

髪も乾かさないとね。

気持ちも急下降しちゃう。

ビショビショのまま電車に乗るのも、周囲に申し訳ないし……

お金は交換するツール

節約志向の記事読んでると、お金使うこと自体が良くないように感じちゃう

でもさ、お金って、何かと交換するためのものでしょ。

その交換により自分に何かプラスを生み出すのであれば、生き金だと思うんだけど。

何も生み出さないのはNGだよ、そりゃ。

ムダ遣いというより、お金捨ててるよね。

ピンポイントで目くじら立てるよりも全体の家計管理が大事

貯蓄したい、家計を楽にしたいから節約するわけでしょ?

だとしたら、ビニール傘云々よりも、家計を土台からしっかりと作り直す方が先なんだよね。

手許の小銭浮かしを必死にやったって、たかが知れてるもの。

お金を適正配分して、その中で自由に使えばいいじゃない。

Aを買えばBを我慢。

予算の範囲内で起こりうるそれは、当然だよね。

お金は有限だから。

家計を楽にするのは節約よりも調整

何かに白羽の矢を立てて節約にいそしむよりは、収入の範囲内で将来の貯蓄を含めた支出を賄う家計設計を一度しっかりと行ったほうが、家計は楽になると思う。

予算の範囲内で使途は臨機応変でいいよね。

ビニール傘買ったら、その日は何かで予算調整する。

例えば、一日に使える金額が1,500円で、500円のビニール傘を購入したのであれば、夕食予算は1,000円になる。

大事なことは、「お金使った」「ムダに使った」と罪悪感にさいなまれることではない。

調整すること。

ビニール傘は今後も買います

お気に入りの傘の骨が折れても、最近は修理してくれるところがあまりないからね。

風の強い日はどうしても使いにくい。

風の強い日に使用するには、壊れても心が痛まないビニール傘は便利。

すると、適当に増えて、適当に減っていくからまあ、ビニール傘の大量ストックにはならない。

上手くできてるなぁと思う。

と、いうことで結論。

私、家計管理専門のFP(ファイナンシャルプランナー)ですが、ビニール傘は今後もためらわずに買います。

あ、もちろん、怪しい日は折り畳みの傘も持ち歩くようにしますけど。

家計管理にとって大事なことは、調整です。

 

家計設計方法ビニール傘がムダにならない家計の設計方法はこちらをご参照ください。

お金を貯めるコツは家計の設計方法にあり