家計簿=節約の勘違い

家計簿つけても節約はできない

節約しようと思ったら、考えるのが家計簿の記帳ですね。

家計簿を付けると節約ができてお金が貯まるようになる。

ほとんどの人が、こんな図式を描いているのではないかと思います。

まず、最初にその誤解を解いておきましょう。

家計簿=節約ではありません。

家計簿はあくまでも家計管理を行う上でのアイテムであって、節約の救世主ではないのです。

家計簿はムダ探しアイテムではない

どういうことかというと、家計簿を付けたら、買い物のムダを発見できるから節約につながる。

こういう図式がそもそも違うということです。

この図式を信じている人は、家計簿を付けて、買ったものを見返し、ムダの発見に努めます。

食費であれば、お菓子やジュースなどがその標的になるのでしょうか。

ムダな食費を発見し、買わないように意識して頑張ります。

これが、節約ですよね。

節約記事などでは、スタバなどのコーヒーショップに頻繁に行く人であれば、それを止めてみましょう。

など提案されています。

しかし、お菓子やジュースなどの「ムダ」と分類した支出は毎月どのくらいあるのでしょうか。

一度、集計してみるといいでしょう。

収入の範囲内で適正に支出を割り振る

生きていくために最低限の食費以外がムダに分類されるのかと思います。

これらは、生活を豊かにするためのお金です。

スタバに行こうが、お菓子を買おうが、収入の範囲内で支出を賄う(将来のための貯蓄を含む)基本ルールさえ守っていれば、問題はないはずです。

まあ、嗜好品は健康を加味しながらですけどね。

一概にムダ扱いして、すべてカットしようとすれば、そこにはムリが生じてしまいます。

ムリが生じれば、そのひずみは節約挫折となって表れます。

家計簿を付けられないから、節約ができない。

というのは、まず、問題が異なるものだと言えるでしょう。


具体的に行動を定義する

では、どうしたら節約ができるのでしょうか。

答は大変シンプルです。

「節約しよう」から、「1,500円支出をカットしよう」に変えればいいのです。

節約しよう。

と、いうと大変聞こえがいいのですが、ぶっちゃけ、この言葉自体が漠然としていて具体的ではありません。

なにをどうすればいいのか不明確なまま行動を起こそうとするから、先の例のように、ムダ探しをしてそれを全部カットしようとしてしまうのです。

その誓いを破るとものすごい罪悪感ですよね。

仮に、お菓子を止めると決めていて、ポテトチップスを買ってしまったら、

「ああ、私はなんてダメな人間なのだろう」そんな思いでポテトチップスを完食するわけです。

美味しくありませんよね。

ムダは生活の潤滑油

ムダを探して、それを全部カットする。

このような節約法は、修行に近いものがあります。

もう少し、心に優しく支出をコントロールしたいところです。

毎月の食費が4万円であると仮定しますね。

家計が苦しいので、食費を節約しよう!

こう決めたとしたら、多分、ムダを探して苦しくなります。

具体的に、カット項目を決めなくても構わないのです。

2,000円支出カットしよう。

要は、食費を3万8千円で賄うということです。

そのためには、一日約1200円。

この中で、好きなように使えばいいのです。

安く食材が購入できて予算が余ったらお菓子を買ってもいいでしょうし。

目標を行動できるように明確にする

節約するという具体的でない目標を、具体的な目標に変えてみると行動に移しやすくなります。

これは、節約だけのお話しではありません。

なんでもそう。

ダイエットも、「痩せる」ではなく、もっと具体的な目標にします。

ウエスト〇㎝、Sサイズの服を着る、体重〇㌔などです。

節約が上手くいかない人は、一度、目標を変えていてはいかがでしょうか。

節約する → (健康のために)お菓子を月1,000円までにする など、具体的にするといいでしょう。

なぜなら、節約すること自体がそもそもの目標ではないからです。

節約したい、しなければ。

そう思った根本の問題を解決できなければ意味がありません。

それを明確にするためには、節約したい。その問題をしっかりと認識して、その問題解決のための策を講じることです。