改正点:2019年6月以降の簿記3級受験時の注意

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簿記3級の改正点

2019年2月までの受験をされた人で、2019年6月受験を目指す場合は、注意が必要です。

簿記3級出題範囲が改正されています。

まずは、今まで学んできた論点の変更部分からお伝えしますね。

現金

現金……期限の到来した公社債の利札

有価証券が2級へ移行しましたので、有価証券利息も2級へ。

現金に関しては、次のものを抑えておいてください。

・他人振出小切手
・送金小切手
・郵便為替証書

当座預金

当座預金の貸方残の処理が変わります。

期中はそのままにしておいて、決算時に当座借越(または借入金)勘定へ振り替えます。

翌期には、再振替仕訳を行います。

手形

受取手形の論点である裏書手形、割引手形が2級へ移行します。
※為替手形は既に範囲外となっています

減価償却の記帳方法

直接法は2級へ移行します。

3級で学ぶのは、間接法のみとなりました。

減価償却累計額勘定を使用して記帳していく方法です。

商品券の発行

商品券、他店商品券の勘定で処理してきましたが、次のように変更になります。

3級では、商品売上時に受け取る商品券について、受取商品券勘定で処理をしていきます。

消耗品の処理

消耗品は、購入時に資産計上するか、費用計上するかで決算時の修正が問われてきました。

未使用分は消耗品として資産計上でしたね。

この処理がなくなり、購入時に消耗品費(費用)で計上します。

決算時に資産へ振り替える処理はありません。

資本金・引出金

個人商店から株式会社へ変更となりましたので、引出金が削除されます。

さらに、今まで、資本金に直接利益や損失を加減していましたが、これがなくなります。

損益勘定で算出された利益もしくは損失は、繰越利益剰余金勘定へ振り替えます。
資本金と利益部分を分けます。

これに伴い、個人商店の店主の事業所得に対する所得税も削除されます。

値引き・6桁精算表・繰越試算表

削除されました。

次に、3級に新たに加わった論点です。

・複数預金口座の管理
・電子記録債権・債務
・消費税
・固定資産台帳
・月次決算
・差入保証金
・クレジット売掛金
・法人税、住民税及び事業税
・貯蔵品
・法定福利費
・繰越利益剰余金
・利益準備金への配当の積み立て
・株式の発行、増資

その他として、

・証ひょうの読み取り
・繰り延べ見越しの用語→前払い、前受、未払い、未収

と、いうことで、かなり大幅に内容が変わっています。

前回試験から引き続き3級の学習をされる人は、テキストと問題集を最新のものに変えたほうが無難です。