ファイナンシャルプランナーズマガジン(FPMAG)最新号発売です

FPMAG VOl.22 春号発売しました。
電子書籍なので、キンドルでお求めください。

今回は、キャッシュレスにより崩壊する家計を書かせていただきました。
キャッシュレス化がすすめられる日本で、完全キャッシュレスになった社会を想像できますか?
便利で良さそうでしょうか?
小銭の煩わしさや、レシートで財布が膨れることもなく、すっきりするでしょうか。

道具を上手に使えるかが問題

現在、多重債務の入り口とされるクレジットカード。
打ち出の小づちばりに使用して、借金の積み重ねは注意しなければなりません。
誰しもが、始めは、使いすぎないようにと思っているのかもしれませんが、長くは続きません。

道具を持てば使いたくなります。

物騒なたとえですが、仮に、ピストルを渡されたら、どうしますか?
撃ちたくなりますよね。
一度使うまでのハードルはかなり高いのですが、一度撃ってしまえば、ハードルがぐんと下がってしまいます。

これは、よく、子供とトンカチで例えられます。
子供にトンカチ渡せば、叩いてみたくなるのは当然だと。

道具は、正しい使い方をすれば便利なものです。
しかし、誤った使用をすれば、凶器になりかねないのです。

クレジットカードを上手に使いこなせるか?

クレジットカードも同じです。
ですが、クレジットカードの適正使用は、かなり難しいと思います。
人の心はそんなに強くありません。
使える状態で所持していれば、使ってしまうのです。

その結果、家計のコントロールが不能に陥っていきます。
目先のポイントを重視して、現金よりお得。
そんな感覚でクレジットカードを使用していく。
その結果、ハードルが低くなっていくのです。

ローンに慣れるリスク

ローンに対する抵抗がなくなってしまうのです。
収支のバランスを将来と今とで考えることもせずに、安易な使用は、
気が付かないうちに、自らをピンチに追い込んでしまいます。

そのような人の心の動きは、ITの発達でコントロールできる範囲なのでしょうか。

キャッシュレスになるということは、現金を使う時の心の痛みという抑制をなくします。
そのときに、人は家計のコントロールを行っていけるのでしょうか。

自分なりの答えを持つ重要性

そんな疑問を感じて、書いてみました。
右に倣えがいいことだとは思えません。
最新技術で便利になることがいいことだとも思いません。

何も考えずに行って、気が付いたら不利益を被っている。
そんなことにならないよう、
自分なりに考えて、解を探していくことが大事ではないでしょうか。