家計の見直しは固定費からが難しい理由その1 住宅ローンの借り換え

家計の見直しは固定費からが難しい理由その1 住宅ローンの借り換え

家計の見直しは本当に固定費から?

家計の見直しといえば、固定費からという記事を多く目にします。

しかし、本当にそう上手くいくのでしょうか?

と言いつつ、私も家計の改善は固定費からをおすすめしています。

固定費というのは、毎月一定の金額の支出がある費目のことです。

例えば、住居費、生命保険料、塾代、学校納入金(授業料など)、お小遣い、各種ローン支払いなどでしょうか。

実は、固定費をいじるというと、かなり大変な作業になるんですよね。

それを本能的に?感じるがために、多くの人は、食費や水道光熱費の節約に走るのではないでしょうか。

住宅ローンの見直しは難しい?

では、固定費をいじるのはなぜ大変なのかを見ていきましょう。

一般的に、固定費の見直し項目とされるのは、住居費、生命保険料です。

住居費であれば、住宅ローンの借り換え、賃貸であれならば賃料を抑えた引越しがあげられています。

2年前に出版した私の拙著「超・家計簿術」でも、そう書いています。

しかし、現在では住宅ローンの借り換えは現実的ではない人が多いかと思います。

数年前は、比較的高い金利の住宅ローンを利用している人がいました。

段階金利と言って、借り入れ当初の金利は抑えられているんですが、数年後に金利が上がるタイプです。

こういう人は、借り換えのメリットが生じました。

私の相談者さんも、借り換えで、700万円~1000万円弱のメリットが続々出たわけです。

メリットの少ない借り換え

しかし、現在は、変動金利でみなさん1%以下で借り入れていたりします。

これを、さらに低い金利に借り換える。

金利はコンマ以下の問題になってしまい、そう大きなメリットは望めないでしょう。

借り換え諸費用や手間を考えたら、どうなの?

と、疑問に感じますし、私自身は変動金利から変動金利への借り換えはお勧めしないケースが多いです。

借り換えするのであれば、固定金利に変更することをご提案しますから。

するとね、変動金利から固定金利への借り換えですから、金利はアップ、返済額も上がってしまうケースが多いのです。

借り換えでのメリットは小さくなっている

住宅ローンの借り換えで、家計支出を抑える。

難しいケースが多くなっているのではないかと思います。

いまだに、そのような記事上げてくるFPさんいらっしゃいますけどね。

実際の現場で拝見していると、住宅をいじる場合は、売却でしょうかね。

金利と返済残期間と借入残高の問題なので、試算しないと一概には言えませんが、借換えでさほどメリットは出にくいだろうと思います。

ここ最近では、私の相談者さんが、変動金利の2.775から固定金利の1.2%へ借り換えています。

高い金利の変動で借り入れている人、もしくは、段階金利を利用していてそのまま返済を続けている人。

このような人はメリットが出る可能性があります。

住宅ローンの借り換えは専門知識が必要になる部分です。

自分で行うには少しハードルが高いかもしれません。

借り換えを行う際の注意点

借り換えを考えている方は、借り換えを行うに関し、注意することがあります。

健康状態や就業状況などですね。

当初借り入れたときから変化がある場合は、専門家にご相談されたほうがいいでしょう。

特に健康状態などは、ご本人は大したことないという認識の症状でも、そうでない場合が多くあります。

このくらい大丈夫かと思ってたんだケド。

そう言われる人は多いもので、年齢とともに健康状態には不安が生じますから、早めに確認しておいた方がいいでしょう。

細かい点は、住宅ローン相談を行っているお近くのファイナンシャルプランナーさんにご相談ください。

まとめ

住宅ローンを借り換えると家計が楽になると安易に考えないほうがいいケースが多くなっています。

現在適用されている金利タイプと金利をご確認ください。

2019年11月のフラット35は1.170%(団信付き)です。
※借入金利は金融機関によって異なります。
借入期間が21年以上35年以下の場合で1.170%~1.870%。

住宅ローン金利などの条件にもよるので、一概にメリットある!とか、ない!とは言えません。

しかし、固定費いじると家計が楽になるというセオリーの柱であった住宅ローンが、そうではなくなった。

と、いうことになると、家計の見直しはかなり深刻なものになってきますね。

家計の見直しは固定費からが難しい理由その2 生命保険料へ続きます。

※2019年11月1日にリライトしています。