数字に弱いけど簿記は学べますか?

簿記のお問合せでダントツに多いご質問がこれです。
数字に弱いけど簿記は学べますか?

簿記は数学系の学問だと思われているようです。
じつは、簿記を学ぶ上で重要なスキルは算数ではありません。
国語。
文章を読んで理解する能力。

数学の能力は、小学校低学年の算数程度で大丈夫です。
四則計算(+、-、×、÷ )ができれば十分です。
計算自体は電卓を使って足し算や引き算、かんたんな掛け算、割り算があるくらい。
ただ、電卓に慣れる必要はありますね。

受講生さんで、合計値を出すのに何度計算しても異なる答えになるという人がいます。
電卓になれていないことが原因ですから、慣れる必要はありますよね。
計算ミスで得点を落とすことはもったいないし、何度も計算すると時間がもったいない。
慣れるには時間がかかりますから、電卓と仲良くなれるようになるべく意識して使用するようにしたいところです。

もし、初学者であれば、左手で電卓をたたけるといいかなと思います。
右手はペンを持つので、フリーの左手を使えると効率がいいですよね。
(右利きの場合です)

さて、国語力が必要だと言いましたが、これだけだとかなり不明確ですよね。
文を読んで理解する能力。
問題文を読んでも、何を問われているのかわからなければ、答えは導き出せません。
簿記の問題では、言い回しに引っかかる受講生さんがいます。

文をよく読んで、何を聞かれているのか掴まなければなりません。
こういうと、国語の長文を思い出してブルーになりそうですが、問題自体は短文です。
逆に、短文のため、読んで誤解されることも出てくるようです。

国語力が大事とは、何かを学ぶときは共通して言えることです。
言葉で聞いて理解して、言葉を読んで理解する。
ポイントは国語なんですよ。

簿記がとても難しく、かつ、良く分からない。
そんな人は、まず普段から本を読む習慣をつけるといいのではないかと思います。
すぐに効果は出てきませんでしょうが、読み慣れるというのは大事です。

私の受講生さんで学習につまずく人には必ず聞いています。
「本好き?」
すると、高い確率で、本を読まないという答えが返ってきます。
簿記=算数もしくは数学
こんなイメージがあるようですが、実は、国語力が大事なんです。

安心してもらえましたか?
いや、逆に不安になってしまいましたか?

学ぶことの根底にあるのは国語力です。
他資格にも通じるものですから、意識して読書する習慣をつけていきませんか。