間に合わない!奨学金では賄えない入学前の費用

常日頃から、子供の教育費(大学資金)はコツコツ長い時間かけて貯めてくださいね。
と、発信していますが、なかなか上手く伝わらないように思います。

教育費は計画的に準備しやすい費用です。
というのも、生まれた時から、その必要になる時期が明確だからです。
大学費用と定義してしまえば、金額もだいたい予測がつきますよね。

全く見当もつかないという人は、大学のHPを何校か閲覧して学費を見てください。

18年後には必要になるお金。
(誕生月や入試方式によっては、17歳で必要になりこともあります)
子供が高校生になると支出も増え、貯めにくくなるので、中学生までの間に準備しておくと安心です。
家計管理が苦手な人は、学資保険などの商品を利用するといいですね。

家計がどうしても苦しいという場合でも、児童手当を全額貯めれば、約200万円貯まります。

しかし、児童手当も生活費に消え、学費としての貯金はない。
収入の高低にかかわらず、こんな家庭は多くみられます、
大学の学費を、毎月の収入から自転車操業で賄っているという高所得者世帯もよくあります。
計画的に準備していないんですね。

大学資金を準備していなかった人にその理由を聞くと、最も多いのが「考えていなかった」というものです。
大学へは行くかもと思っていたけど……
気が付いたら、(子供が成長して)受験生になってた。
こんなにお金が必要になるとは思わなかった。

貯金しておけばよかったな。
と、目前になって慌てて資金繰りに頭を悩ませてしまうわけです。

とはいえ、今さら時間を戻せません。
もう目前に迫った大学の費用をどうにかしないと。

このような場合に利用できるのが次の2つ。
・国の教育ローン
・日本学生支援機構奨学金

日本学生支援機構の奨学金は、入学後に毎月振りこまれるタイプです。
と、いうことは、入学前に必要になる資金には使えません。
入学前に必要となる資金は、受験料、抑えに受けた大学の入学金や、入学希望校の入学金及び前期授業料などです。
これらの費用を家庭の貯金で賄えないようであれば、国の教育ローン(日本政策金融公庫)を検討することになるでしょう。
ただし、世帯年収により利用できませんから注意が必要です。
※詳細は「日本政策金融公庫 国の教育ローン」 で、検索して確認してください。

国の教育ローンも日本学生支援機構の奨学金も借金ですから、当然、返済義務は生じます。
※日本学生支援機構の奨学金には、給付型もあります。
詳細は、日本学生支援機構HPにてご確認ください。

借り入れる金額については、よく検討してご利用になって欲しいと思います。
家計管理の苦手な人は、借入前にお近くのファイナンシャルプランナーにご相談されるといいでしょう。
無理のない返済計画を立ててもらってください。