消費税アップと家計への影響

消費税がどうやら10%にアップするようです。
2019年10月の予定ですから、あと1年くらいですね。

消費税が導入されたのは1989年(平成元年)4月でした。
一旦導入してしまえば、税率は12%くらいまでは上がるだろうから、導入に難色を示すという誰のご意見かもわからず、そんな記事を読んだ覚えがあります。
私は、まだ、高校生でした。

頭に残っているその記事どおり、まさしくその通りに動いていて、1997年4月には5%にアップし、2014年4月には8%にアップしています。そして、来年2019年10月10%へ。

消費税導入の是非云々の話しは置いておくことにして、「家計」への影響と対策を整理しておきたいと思います。

消費税アップすると、家計が苦しくなる。
と、よく聞きます。

8%にアップするときも、そんな取材を受けて、「消費税アップが家計を苦しめますよね」と、迫られましたが、一概にそうですとは言えないとお答えしました。

と、いうのも、
家計が苦しいも何も、そもそも収支を把握していない家計って、多くないですか?
家計簿すら付けていないし、身の丈以上の高級な住宅購入している人も多い。
ザル家計で、生活設計もないという家計は、非常に多く見られます。

最新の2018年版がでたようですが、まだ内容をしっかりと確認していないので、
2016年のデータを使用してご紹介します。
※家計の金融行動に関する世論調査2016年二人以上世帯調査

金融資産保有額2,000万円~3,000万円未満の家計で、生活設計有と答えているのが51.7%です。
金融資産保有額400万円~500万円未満では、32.8%。

この結果から何が見えるのかというと、金融資産保有額の少ない家計は生活設計、いわゆる計画がないということです。

〇○のせい
この場合は、消費税のせい。

消費税のせいにして、家計が苦しい本当の原因を見ないのでは、解決にたどり着きません。
※消費税増税を擁護しているわけではありません。増税の中、家計を守る術を考察したいだけです。

シンプルに検証してみましょう。
下記の図は、100円アイスの場合の税負担推移です。
消費税なし→3%→5%→8%→10%という流れになっています。

下記の図は、生活費を20万円とした場合(住居費除く、それ以外の支出を課税対象と仮定)の税負担の推移です。
おなじく、
消費税なし→3%→5%→8%→10%という流れになっています。
※便宜上課税はすべて10%と仮定します。

8%から10%へ増税された時に月の家計への影響は4,000円となります。
実際には、非課税である授業料などもあるでしょうから、家計への影響はもう少し下がるでしょうか。

月の家計への影響が4,000円くらいであれば、消費税アップ前の駆け込み消費で、日用品の買いだめをすることが得策でしょうか。
もちろん、しっかりと管理されているケースは別ですけどね。

目先の手っ取り早い損得で得られるものは限定されてしまいます。
ザル家計の節約生活というよく分からない状態を行っているようでしたら、
消費税アップという機会に、一度わが家の家計管理を見直してみてはいかがでしょうか。

何から始めればいいのかわからないという人は、年末年始家計簿講座をご利用ください。