今年も夏休み貧乏ですか?家計にゆとりを生む夏休み費の設計

今年も夏休み貧乏ですか?

夏休みがつらい

「夏休みのお出かけがツラい」
「また、お金使うの?」
「夏休み後の食費は節約しなきゃ」
「お休み中はエアコン代がかさむ」

某お茶のパッケージにある川柳ではありませんが、夏休み後のお金の心配は川柳になりそうです。
悲喜こもごも……

夏休みのお出かけは楽しいものですが、そのあとがね……
使ったお金の後始末。
帳尻合わせ。

お出かけした代償は食費の節約

「ああ、お金がない」
食費などの生活費を切り詰めて、なんとか次の給料日まで乗り切る作戦が毎年繰り返される。
こんなこと、もう、辞めませんか?

折角のお出かけですから、楽しく過ごしたいですよね。
もうすでに、今年の夏休みには間に合いませんが、来年に向けてぜひ取り組んでもらえたらと思います。

長期休暇を楽しむために大事なことは、あらかじめ準備をしておくことです。
具体的には、夏休みの予算を立てて、その財源を家計とは別に確保しておくことです。

家計管理が苦手な人は、この区別ができていないために、お出かけ後の生活費が圧迫されちゃうのです。
そこで、夏休みのお出かけに使う金額とお金の出所を明確にしておくことが大切です。

お出かけに必要な金額を見積もろう

まず、お出かけに使うお金がどのくらい必要なのか考えましょう。
夏休みにかかりそうな費用を見積もります。
仮に15万円としましょう。

この財源は、お出かけ月の生活費とは別にします。
夏休みであれば8月ごろの家計支出に影響させてはいけません。
今月は出かけたから食費を削ろう。では、お出かけ時にお財布からお金を出すたびに憂鬱になってしまいます。

お出かけに使うお金は、生活費から切り離します。

この15万円を家計から切り離すには、別途確保する必要がありますよね。
その方法として、2つ考えられます。

一つ目はボーナスから予算を確保する方法。
夏のボーナスから、お出かけ費をねん出するわけです。

もう一つは、毎月積み立てていく方法。
旅行貯金とかされている人もいますよね。
まさしく、それです。

夏休みのために15万円が必要であるならば、毎月12,500円をコツコツ一年間かけて貯めていくわけです。
※15万円÷12カ月=12,500円

家計に影響しない使ってもいいお金を作り出す

「使ってもいいお金」を作り出すことがポイントです。

なんだ? そんなことか。と思われるかもしれませんが、多くの人はこの考え方ができていません。

使ってもいいお金は、家計に影響を与えませんから、当然のごとく使い切っていいのです。
15万円の中から残そうとか、食費にとっておこうとか、そんなことを考えなくていいのです。
楽しく使い切ってOKです。

たったこれだけの工夫で、お出かけ時もそのあとの生活も、楽しく過ごすことができます。
ぜひ、いますぐ来年に向けて取り組んでみてください。