まずは緊急生活資金を貯めておこう

貯金はありますか?
という問いに、ありますと答える人でも、何のための貯金かまでは把握していないことが多い。

貯金という枠にひとくくりになっているようだ。
カフェ出店希望の人が準備資金が足りなくなって断念したという。
よくよく聞いてみると、準備資金独自に確保した貯金でなかったようだ。
子供の大学資金にあてたという。

なんのために
いくら
貯金があるのか

ここは明確にしておく必要がある。

不明確であれば、いくら貯金があればいいのかさっぱりわからない。
と、いうことは、この先いくら貯金していけばいいのかがつかめないため、不安がぬぐえないことになる。

不安な状態で、何かの時に貯金を引き出すとものすごい罪悪感に襲われる。
お金を使ってしまった。
こんな精神状態の中で送る生活はかなり辛いものがある。
簡単に言えば、楽しくない。

そこで、現在の貯金を何のためにいくらあるのか振り分けてみよう。
いつ
なんのために
いくら
必要で、
いま、いくらあるかがわかれば、おのずと行動は絞られる。

この振り分けの時に忘れてはいけないことがある。
緊急用貯金をきちんと確保しておくことだ。

何のための貯金かというと、自然災害、急な離職、思わぬ介護など生活条件が速いスピードで変わってしまう緊急事態時の家計負担を吸収するためだ。

目安とするのは現在の生活費の半年分。
月30万円で生活しているなら180万円である。

半年分も不要ではないだろうかという疑問も聞く。
緊急時に資金に余裕をもって対応できると心に大きな負担を掛けなくて済む。
平常時に準備しておきたい。