収入の8割を貯金する

手取り30万円なら24万円を貯金する。
残りの6万円で使う。

家賃2万円?水光熱費5,000円で、食費が・・・
ちょっと、ありえないでしょうか。

では、視点を変えてみましょう。
家計を主に担っているのがご主人として、新たにパートにでた奥様の収入ならどうでしょうか。

金額を扶養控除内に変えると、月の手取りは85,000円くらいでしょうかね。
65,000円が8割で、17,000円が2割です。

現実的になったと思いませんか。

しかし、実際は家計の足しにとパートにでても、ほとんど手許にお金が残らないという声が多いようです。
家事育児と忙しい毎日を過ごし、家計はパートする前と同じく苦しいまま。
なぜでしょう。

じつは、この原因は、収入が増えた分だけ支出が増えているからです。
収入が増えると気持ちがついつい大きくなり、支出に直結してしまうのです。

ご主人の手取りが先の30万円だとしましょう。
今までは、この30万円の範囲で支出を考えていたはずです。
家計が苦しいとはいえ、何とかやりやりして30万円で抑えようと頑張ったことでしょう。

そこに奥様のパート収入がコンスタントに85,000円入ってくるようになると、どうなるでしょうか。
まず間違いなく、毎月38万5,000円を生活費と捉えてしまうのです。
人によっては、少しは貯金に回そうとするかもしれません。

収入が増えれば生活レベルが上がる。

これでは、家計はいつまでたっても楽にならないのです。
家計を楽にするのであれば、こっち。

収入が増えても生活レベルを上げない。

でも、せっかく働いたお金ですから楽しく使うことも大事です。
そこで、2割を使って8割を貯金しちゃいましょう。
(将来の十分な貯金がすでにある場合を除く)

まあ、この割合は人それぞれ設定すればいいのですが、最低でも5割は貯金したいところです。

こんな例えだと、わかりやすいでしょうか。

高校生のお小遣いの平均額は5,000円だそうです。
部活を引退したり、進路決定後などにバイトを始める子が多いようです。
すると、今まで手にしなかった金額を毎月得るようになります。

今まで足りないながらも、時には親にせびりながらも5,000円で毎月賄ってこれた支出が、一気に跳ね上がります。
支出の傾向が変わっていくのです。

バイト代が8万円だった場合、8万円の支出枠で行動するようになります。
生活レベルが上がってしまうのです。
物理的にセーブしていかないと心はコントロールしきれませんので、先に一定額を貯金することが大事になります。

ある高校生が、バイト代の8割を貯金し、2割はみんなと遊ぶお金にする。
と、教えてくれました。
貯金する理由は、必要な時に必要なものを買うためだそうです。

ママのパートも同じ傾向があります。
一旦あげてしまった生活レベルを下げるのは大変です。
パートに出る前に家計をきちんと整理して、計画を立てておきましょう。