生命保険に加入する理由を明確にすることで、効果的に生命保険を利用する

生命保険に加入する理由

加入している生命保険の内容知っていますか?

どの様な内容の生命保険に加入していますか?

この質問に大枠でも答えられる人は意外と少ないものです。

よくいただく答えとしては

・〇〇(生命保険会社の名前)です

・会社で入りました(←会社に出入りしている保険レディから加入)

・パパが入ったから私はわからない

・〇〇さん(←保険屋さん)に任せているから

毎月せっせと支払いをしている生命保険料は決して安くはありません。

加入している生命保険の内容は、是非とも覚えていてほしいところです。

証券より設計書の方が内容は分かりやすいでしょう。

いい機会ですから、ぜひ探してみてください。

なぜ生命保険に加入しましたか?

さて、人はなぜ生命保険に加入するのでしょうか。

生命保険に加入する理由は、次の二つがダントツに多くなっています。

・医療費や入院費のため

・万一の時の家族の生活保障のため

病気や死亡に備えたい、ということですね。

万が一の時に、家計に大きなダメージを与えないように準備しておくことは大切です。

とはいえ、準備するにあたって、生命保険や個人年金保険について知識がある人は少数派です。

そのため、加入している保険の内容と加入したいと思った動機がミスマッチを起こしているケースもあります。

家族の変化

家計の状況は年数の経過等により変化しています。

生命保険に加入したときは合致していた目的と内容でも、現状ではミスマッチを起こしていることもあり得ます。

目的自体の変化もありますね。

子供が小さい時は世帯主の死亡保障に主を置いていたものの、子供が独立したあとでは、ご自身の医療保障を望まれているかもしれません。

加入したまま放っておかずに、適時家計の状況を照らし合わせて確認するといいでしょう。


家計とセットで考える

生命保険商品だけ見て答えは出ません。

いい商品を紹介してくださいと言われることが多いのですが、それは難しい要望といえます。

と、いうのも、いい商品が万人に合うことはあり得ないからです。

仮に、世界的に認められた素晴らしいサッカーシューズがあったとします。

サッカーが好きであれば役に立つ商品でしょうが、水泳が趣味の方にとっては合致しませんよね。

生命保険商品も同じようなものだと思います。

家計のリスクをヘッジする目的で使用するのが生命保険商品です。

まずは、家計の持つリスクと保険商品を利用する目的を明確にすることです。