老後資金を考えるこんな指標も

平成27年度簡易生命表によると、寿命は男性80.79歳、女性87.05歳です。
60歳で定年すると仮定して、男性は約20年、女性は約30年という長い老後期間があります。

ここまでは、きっとよく聞くお話し。
今回は一歩踏み込んで、寿命中位数をみていきましょう。

寿命中位数とは、出生者の半数が生存すると期待される年数のコト。
平成27年では、男性83.76歳、女89.79歳となっています。

なんと、男性では二人に一人が83歳まで生きるというデーター。
(女性は90歳です!)

二人に一人ということは、言い換えれば50%の生存率。
これは、かなり高いですよね。

ちなみに、女性は95歳で24.9%です。
4人に一人は95歳まで生存するという。

「老後」に関して考えていくときに、とても無視できるものではありません。

先日70代後半の女性2人から、生命保険に加入したいという相談を受けました。
こんな統計を目にすると、確かに、まだまだ考えていくご年齢かもしれません。

さて、その長い老後期間を賄う資金ですが、何歳まで考えていけばいいのか?と、いうご質問は多いです。
女性は4人に一人が95歳まで生きていくということを考えれば、95歳以上の一定時点までの試算をしておいたほうがよさそうです。

100歳でしょうか。

長いですね。
60歳の定年時から考えれば、40年です。

40年分を賄えるたくわえをしていくことは容易ではありません。
できる限り資金が枯渇しないようにと考えていくならば、なるべく長い期間就業し、家計をコンパクトにしておくことも大切でしょう。

そのために必要なことは、健康と、働いていくためのスキルを身に付けておくこと。でしょうか。

※資料出典:厚生労働省「寿命中位数等生命表上の生存状況」